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Packers 38 - 10 Lions
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年10月18日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (2-4) |
7 |
10 |
14 |
7 |
38 |
Lions (3-2) |
7 |
3 |
0 |
0 |
10 |
あっさりと7点先制したパッカーズだが、すぐにWRハキームへのTDパスを許して同点。しかしそこからはディフェンスが頑張り、先週までと違って落ち着いた試合展開に。前半終了と同時にKロングウェルの50ydsFGが決まって7点リード。後半に入ってFSシャーパーがINTリターンTDを決めると、完全にパッカーズペースとなる。ライオンズがGB陣でのチャンスでギャンブル失敗し、パッカーズがRBダヴェンポートのTDランで21点差としたところで勝負あり。第4Qにはパッカーズが完璧にボールコントロールし、大量リードを守って連敗脱出を決めた。
第1Q、最初のディフェンスをLBバーネットのサックで止めたパッカーズは、11プレーのドライブをWRドライバーへの7ydsTDパスでしめっくくって7点先制。しかしライオンズはWRハキームへTDを通してわずか3分弱で同点に。ここから両者パス守備が頑張ってパントが続くが、パッカーズは第2Q半ばに、WRウォーカーへの50ydsパスからRBフィッシャーへのTDパスで勝ち越し。ライオンズはWR/KRドラモンドのナイスリターンを生かして3点を返すが、パッカーズは2ミニッツを切ってから50ydsのドライブで3点を追加してハーフタイムへ。
第3Qの残り11分06秒、3rdダウン8でFSシャーパーのINTリターンTDが飛び出して14点差に。次のライオンズも58ydsのビッグリターンを生かせず、GB陣37で4thダウン7のギャンブルを敢行してパス失敗。そのチャンスにパッカーズは、11プレー、6分18秒のドライブでRBダヴェンポートがTDランを決め、21点差に。その後のライオンズは3&アウトが2回あるだけ。パッカーズはRBグリーンのハーフバックパスで7点を追加しながら、24プレーで第4Qのほとんどを使い切り、らくらくと逃げ切った。
- QBブレット・ファーヴは25/38、257yds、2TD。INTはなかったが、"nearly intercepted
!" というラジオのアナウンサーの声が何度も聞かれた。WR陣にケガ人が多く、コンビネーションに難があったのかもしれない。3rdダウン成功は8/14と圧倒し、39分41秒のボールコントロールに貢献した。
- RBアーマン・グリーンは21回81yds。前半は13回44ydsと平均3yds強しか走れなかったが、後半には次第にランが出るようになった。ファンブルなし。第4Qにはハーフバックパスを投げて見事WRドライバーに通し、キャリア初のパスによるタッチダウン。
- 点差が開いた第4Q途中からはRBグリーンは退いて、RBナジェ・ダヴェンポートが10回62yds、1TDの活躍でダメを押した。
- WR陣は、ファーガソンが欠場、ウォーカーも試合中盤に長い間退いていたが、ドライバーが9回110yds、2TDの活躍を見せた。ウォーカーは2回62yds。いつになく出番の多かったチャットマンも5回50yds。
- NFL3位タイの16サックを挙げていたライオンズ守備に対し、被サックゼロとOL陣が頑張りを見せた。
- トータルディフェンスは125ydsという信じられない数字。
- ラン守備は、16回33yds。まずランを止めて、相手QBを3rdダウンロングに追い込むことができた。
- パス守備は、試合序盤こそ初先発のキャロルが狙われてタッチダウンを許したが、その後はQBハリントンの不調もあって、計101ydsに抑えることができた。WRをワイドオープンにしてもQBの投げ損ないで救われるシーンが目立った。3rdダウン成功もわずか1/11。WRロイ・ウィリアムズが足首のケガでプレーできなかったことも大きかったようだ。
- 攻守ともに圧倒的な数字を残したパッカーズだが、スペシャルチーム、特にカバーチームは見るも無残な出来。DETのキックオフリターンは6回182yds、パントリターンは2回48yds。パッカーズは毎回のようにフィールド中央付近からのディフェンスを強いられ、10失点で済んだのが信じられないほど。
- 両チームとも非常に反則が少なかった。パッカーズは3回15ydsで、全てフォルススタート。ライオンズは2回20yds。
- 今日もKライアン・ロングウェルは50ydsのFGを成功させた。
- ケガ人は以下の通り。WRジャヴォン・ウォーカーが前半にハードヒットされて肋骨を打撲、ロッカールームでしばらく休んでいたが、後半途中には復帰。LBパリス・レノンが第3Qのキックオフカバーの際に負傷退場。復帰できたかは不明。第4QにRGマルコ・リヴェラが腕を切ったらしく一時退場。リヴェラの代わりにRTタウシャーがRGに、バリーがRTに入ったが、数プレー後にRGリヴェラは復帰。
- アクティブ登録から外れたのは、WRファーガソン、OTベデル、G/Tモーリー、DTジャクソン、DTリー、DEトゥルーラック、Pサンダー、そして第3QBオサリバン。
- 試合前日にLBニック・ロジャースが解雇され、WRケルヴィン・カイトがプラクティス・スクワッドから昇格している。これでWR陣は通常どおりの5人体制となり、LB陣は通常より1人少ない5人体制となった。
- WRカイトはさっそく初出場を果たしたが、パスキャッチはなし。彼よりもRBフィッシャーやTEマーティンをレシーバーとして起用することが多く、カイトはスペシャルチームでのプレーに留まった模様。
- WRロバート・ファーガソン欠場のため、WRドナルド・ドライバーがスプリットエンドに入り、WRジャヴォン・ウォーカーがフランカーで先発出場。
- QBブレット・ファーヴは31試合連続でTDパスを決め、ダン・マリーノを上回ってNFL史上単独2位に(1位はジョニー・ユナイタスの47試合)。また、通算47106ydsでフラン・ターケントンを上回って、NFL史上4位に。