今週に入って胸の痛みを訴えていたトム・ロスリーOCが、狭くなった冠動脈を治療するため、火曜日に血管形成術(たぶんステントとかバルーンといったやつ)を受けた。回復は順調で、本人は水曜日にも仕事に復帰を希望したが、シャーマンHCが言い聞かせて、水曜日だけは自宅で休養させたとのこと。「(月曜夜の試合を終えて)家に帰ってからも、火曜日の早朝に仕事に来たときも、気分がすぐれなかったようだ。朝7時になって病院に行き、検査の結果すぐに手術となった」とシャーマンHC。
「状態はよく、全てが上手く行っている。今晩は家で休み、たぶん明日には出てくるだろう。仕事量を加減しなければならないが、明日には来る」とシャーマンHCは説明しているが、週末のデトロイト遠征に参加するかどうかはまだ未定。もしロスリーがデトロイトに行けない場合、シャーマンHC自身がプレーコールを出すことになりそうだ。そして、上のボックスにはベヴェルQBコーチが座る見込み。すでに水曜日の練習では、シャーマンHCがプレーの指示を出していた。
トム・ロスリーOCの手術の知らせを聞いたQBファーヴは、「ショックを受けたけど、安心したよ。何が原因だったかは僕にはわからない。しばしば僕たちは、目の前のことにとらわれて、フットボールが人生で一番大事だと考えてしまいがちだ。父を心臓発作で亡くした時、もし父が医者に行って検査を受けていたら違っていたかもしれない、と思った。運良くトムの場合はそうなる前に対処することができた。こういったことがあると、(フットボールだけでなく)広い視野で物事を見直すことができる」