過去の記事 |
2004年 >
09月 >
Packers 31 - 45 Colts
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年9月27日
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (1-2) |
14 |
3 |
7 |
7 |
31 |
Colts (2-1) |
21 |
14 |
0 |
10 |
45 |
試合序盤から全くランを使わずパスで攻めるQBマニングに対し、パッカーズの手薄なDB陣はなすすべがなく、最初の4ドライブを全てタッチダウンに結び付けられてしまう。最初の2回はパッカーズもWRウォーカーへのTDパスで追いつくが、その後はFG成功、パント、FG失敗。前半最後にもエンドゾーン内でのパスインターフェアからタッチダウンを許し、なんと35失点(マニング320yds)でハーフタイムへ。
パッカーズは後半最初のドライブで、WRウォーカーへの3本目のTDパスを決めて11点差。しかし次のドライブは敵陣に入るも得点圏に入れず。後半コルツはジェームズのランを増やし、時間を使いながら1stダウンを重ねる。第4Qに入ったところで3点を追加して14点差。パッカーズはファーガソンの71ydsリターンからドライバーへのTDパスにつなげて7点差。さらにコルツの攻撃を2回続けて3&アウトに終わらせ、オフェンスに望みを託すが、残り6分半でWRウォーカーが痛恨のファンブルロスト。4分以上時間を使われてRBジェームズにTDランを許し、完全にダメを押された。
- QBブレット・ファーヴは30/44、358、4TD、INTなし。今季最高の出来だったが、終盤でハムストリングを少し痛めたようだ。ファーヴのケガのため、14点差をつけられた最後のドライブではピダーソンがプレーした(けっきょくインターセプト)。パッカーズは3rdダウンで15回中8回成功。
- RBアーマン・グリーンのランは、常に追いかける展開だったため、17回67ydsに終わった。パスキャッチは4回34yds。ファンブルなし。
- WRジャヴォン・ウォーカーは11回198yds、3TDと大爆発。それだけに第4Qに同点を狙ったドライブでのファンブルロストが痛かった。
- WRロバート・ファーガソンはハムストリングのケガのためか出番が少なく、チャットマンのプレー機会が多かったようだ。しかしファーガソンは71ydsのキックオフリターンがあった。
- やはり最初の4ドライブで4TDを許したのが最大の敗因。CBマッケンジーとCBキャロルの欠場で手薄なところを突かれ、第2WRのウェイン、第3WRのストークリーに、次々とロングゲインを許した。自陣ゴール前での反則で1stダウンを許したのが2回、どちらもタッチダウンにつながった。CBホーソーンもケガで一時退場。
- パスラッシュが効かず、サックは一つも挙げられなかった。ブリッツを入れればQBマニングにその裏を突かれ、全くなすすべなし。
- CBアル・ハリスは今日も相手エースのWRマーヴィン・ハリソンを主にカバーしたようだ。5回65yds、1TDなら、そう悪くない。やはりカモられたのは逆サイド。
- 前半はほとんどキャリーしなかったRBエジャリン・ジェームズだが、後半は着実に1stダウンを重ねた。結局パッカーズ守備はラン・パスともに全く止められず、コルツオフェンスにいいように試合を進められたことになる。
- OL陣は被サック1とまずまずの出来か。ただ、フォルススタート3回はいただけない。そのうち2回はパントにつながってしまった。
- Kライアン・ロングウェルは38ydsのFGを成功後、52ydsのFGをクロスバーに当てて失敗。距離は長いが、ドームだけに決めてほしかったところ。
- パッカーズの反則は11回84yds。攻守とも大事なところでの反則が目立ち、敗因の一つになった。
- CBマッケンジーとCBキャロルが欠場のため、先週までと同様、ホーソーンが先発。3巡指名ルーキーのCBジョーイ・トーマスではなくジェイソン・ホートンが主にダイム・バックを務めたらしい。プレシーズンでの出来は悪くなかったのになぜトーマスをもっと使わないのか、この2週間練習を公開していないこともあり、記者たちも理解に苦しんでいる。
- DTクリディアス・ハントがノーズタックルで先発。ジェンキンズがDTで先発。
- 前半だけで両軍合計52得点はパッカーズ史上3位の記録。
- QBファーヴが1試合で4TDを挙げたのは通算17回目。これはジョニー・ユナイタスと並ぶNFL史上2位(1位はダン・マリーノの21回)。また、は通算パス成功4000回を達成。マリーノとエルウェイに次ぐNFL史上3位。また、28試合連続で1TD以上を記録。これはデイヴ・クレイグと並ぶNFL史上3位タイ。
- アクティブ・ロースターから外れたのは、RBダヴェンポート、T/Gモーリー、DTジャクソン、DTリー、CBマッケンジー、CBキャロル、Pサンダー、そして第3QBのクレイグ・ノール。