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Packers 24 - 14 Panthers
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年9月14日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (1-0) |
3 |
7 |
14 |
0 |
24 |
Panthers (0-1) |
0 |
7 |
0 |
7 |
14 |
天気は23℃、天気は曇り。パッカーズは前半からコツコツとラン攻撃を繰り返し、着実にボールコントロールした。前半はほぼ互角の展開だったが、第3Qに2つのターンオーバーから、2つのTDドライブを決めたパッカーズが、この時点でほぼ試合を決めた。パンサーズの強力DLとパッカーズの強力OLの対決が注目されたが、粘り強いラン攻撃と、16回中10回を成功させた3rdダウンコンバージョンがパッカーズに勝利をもたらした。
第1Qは、両者パントのあと、パッカーズはRBグリーンのランで敵陣24までボールを進めるが、3rdダウン1でランを止められて3点どまり。パンサーズは、第2Qに入ってQBデロームのパスが効果的に決まり始めた。パッカーズは3rdダウン14でLBバーネットがサックを決めたかに見えたが、フェイスマスクの反則で1stダウンを許し、最後はFBフーヴァーへの1ydsTDパスで逆転。しかしパッカーズも次のドライブで、WRウォーカーへの24ydsパスなどで敵陣ゴール前に迫り、RBグリーンの6ydsTDランで再び逆転。
後半に入って霧雨が降り始めた。10-7で前半を折り返したパッカーズは、第3Q冒頭の守備でDEキャンプマンがファンブルリカバーを奪うと、WRドライバーへのパスなどでゴール前に迫り、再びグリーンのランでタッチダウン。次のパンサーズのドライブでも、LBバーネットがやや幸運なインターセプトを決めると、ラン主体の6分のドライブから、最後はRBグリーンへのTDパスを決めて17点差。第4Qに入っても着実にランで1stダウンを重ねてボールコントロールしたパッカーズは、パンサーズの追い上げをWRムハマドへのTDパス1本にとどめ、危なげなく逃げ切った。
- RBアーマン・グリーンは33回119yds。ランで2TD、パスで1TDの大活躍。ファンブルが1回あったが、WRウォーカーがリカバーして事なきを得た。
- QBブレット・ファーヴは15/22、143yds、1TD。ヤーデージは少なかったが、3rdダウンで効果的にパスを決めた。特に3rdダウンロングで決めたいくつかのプレーはシャープそのもの。
- 3rdダウンコンバージョンはパッカーズが10/16と素晴らしい出来。対してパンサーズは3/10。
- タイムオブポゼッションはパッカーズの38分04秒。
- OL陣は相手DLのレベルを考えると非常によく頑張った。ラッシング152yds。2つの被サックもいわゆるカバレージ・サックで、完全にやられたサックでなかった。
- 課題のパス守備は、やはりブリッツ多用。2サック。相手OLがあまり強くないこともあり、まずまずプレッシャーをかけ、QBデロームを走り回らせることができた。しかしフロント4でプレッシャーをかけられたのはDEバジャ=ビアミラだけで、サックを記録したのは全てLB陣。
- DB陣のカバーは、最後のTDではキャロルの大きなミスがあったが、全般的にはまずまず。特に3rdダウンで踏ん張りを見せた。プレッシャーをかけてQBに時間を与えなかったことが、若いDB陣を助けたようだ。
- DTグレイディ・ジャクソンの負傷退場で心配されたラン守備だが、パンサーズはわずか13回しかランをコールせず。パッカーズがリードして試合を進めたこともあり、トータル38ydsに押さえ込んだ。平均2.9yds。
- ジャクソンの退場でジェームズ・リーが代わりにノーズタックルに入った。フェイスマスクの反則を取られたりしたが、出来はまずまず。
- パンターはベテランのブライアン・バーカー。 1. 敵陣38から敵陣7に落とすプーチパント成功。 2. 自陣9の厳しい地点から蹴ったが、ラッキーバウンドにも助けられて51yds。ピンチを救った。 3.
50yds地点からのパントだが、アンラッキーバウンドでかなり戻ってしまい、わずか25yds。 4. 自陣24から32ydsのパント。 5. 敵陣35ydsからのプーチパントで敵陣17へ。
- ケガ人。DTグレイディ・ジャクソンが、最初のドライブでカットブロックを受けて左ヒザを痛め、カートで退場。JS Onlineによると膝蓋骨の脱臼で、長期欠場は確実とのこと。大型ラインマンだけに、順調でも2ヶ月。手術が必要となれば今季終了の可能性もある。
- ケガ人。RBナジェ・ダヴェンポートが、第2Qのキックオフリターンの際にハムストリングを痛めて退場。後半はプレーできず、RBグリーンの負担が大きくなってしまった。ケガの程度は不明。
- SSマーク・ローマンは仲間に横から脇腹?をヒットされ、いったん退場したがすぐに復帰。一時的に息ができなくなったようだ。
- 後半の途中でCマイク・フラナガンがルーガマーと交代。ヒザ痛を抱えているため、休ませる目的だったようだ。
- アクティブ登録から外れたのは、T/Gベデル、T/Gモーリー、DT/DEピーターソン、LBマーシャル、CBホートン、Pサンダー、そして第3QB のノール。
- 試合開始前、難病のホジキン病からの復活を果たしたパンサーズのLBマーク・フィールズに対し、盛大なスタンディング・オベーションが贈られた。