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Packers 19 - 14 Saints
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月23日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Saints (1-1) |
0 |
0 |
7 |
7 |
14 |
Packers (1-1) |
3 |
7 |
3 |
6 |
19 |
- この試合でのケガ人は2人。復帰したばかりのOTブレナン・カーティンがヒザを痛めて第3Qに負傷退場。内側側副靭帯(MCL)断裂かもしれない。
- KR/WRアントニオ・チャットマンもキックオフリターンで足首を痛めて退場した。X線検査の結果、骨には異常はなく、本人は月曜日の練習に出られる、と言っている。
- パッカーズオフェンスの1stチームは前半いっぱい、5シリーズをプレー。1、3、5シリーズで得点圏まで攻め込むが今日もタッチダウンは獲れず。第3シリーズはKロングウェルが40ydsのFG失敗、第5シリーズはTEフランクスが敵陣19でファンブルロスト。
- QBブレット・ファーヴは11/17、149ydsと十分な内容。TDもINTも被サックもゼロ。
- QBティム・カウチは後半のはじめから登場。先週ほどメタメタではないが、6/17、64ydsと不振が続いている。パッカーズのオフェンスを消化しきれていないため、考えながらのプレーになり、思い切りが悪い。パスそのものも弱く、スパイラルも頼りない。
- 第4Q残り8分、3番目に出場したのはQBピダーソンでなく初登場のQBスコット・マクブライエン。1stダウンを2つ更新して、FGにつなげた。
- ラン攻撃は今日も全般的に不振。RBアーマン・グリーンは6回26yds。24ydsのロングゲインがあったが、それ以外はほぼシャットアウトされた。第4Qの最後にRBウォルター・ウィリアムズが40ydsを稼いだので格好はついたが、3yds以下に抑えられるプレーが目立った。CフラナガンとLGウォールの欠場が響いている。
- WRファーガソンが欠場のため、チャットマンが3rdレシーバーとして出場。長いパスを2本キャッチして61yds。捕れるはずのパスも3回ほどあり、評価は分かれている。
- 両チームとも反則の山を築き、ファンを苛立たせた。パッカーズが14回169yds。セインツが10回75yds。パッカーズは長いパスのインターフェアが3本。パス守備の際のホールディング等の適用基準が厳しくなったことを、審判団がアピールする意図もありそう。
- パッカーズ唯一のタッチダウンはディフェンス陣が生み出した。第2Q、セインツ1stチーム最後のオフェンスで、自陣35まで攻め込まれての3rdダウン5、GB陣10でFSダレン・シャーパーがインターセプトし、そのまま90ydsリターンしてタッチダウン。ランボーリープ。
- ディフェンスはアグレッシブでなかなかよかったが、相手の落球や反則にも助けられた。今回も、プレシーズンにしてはブリッツが回数・種類ともかなり多く、そのおかげでプレッシャーは十分かけられた。3サック、3インターセプト、1ファンブルリカバー。
- 先発LB陣はLBニック・バーネットをはじめとして非常によかった。
- 移籍後初先発のSSマーク・ローマンは、かなり良い出来。RBマカリスターをオープンフィールドでナイスタックルを決めたり、ロスタックルも。スターター決定、の声多し。
- CBアマド・キャロルはホールディングとパスインターフェアの反則。しかしインターフェアの方は誤審ぎみのようだ。しっかりWRに併走できているときでも、ボールへのプレーがよくない。
- キャロルのパスインターフェアのすぐ次のプレーで、同じくルーキーのCBジョーイ・トーマスがエンドゾーンでパスインターフェアを取られた。次のドライブでもパスインターフェア。3つともロングパスだったので痛い。第4Qにインターセプトを決めたが、3点を追加した後ですぐに70ydsのTDパスレセプションを許してしまった。
- 注目のP B.J.サンダー。 最初のパントは54yds飛ばしてタッチバック。しかし2回目はシャンクし、バウンドに助けられてようやく37yds。チャップマンを挟んで4番目のパントはさらにひどく、29yds。6番目のパントは36yds、14ydsリターン。8番目のパントは敵陣43でのプーチ・パントだが、失敗して敵陣23でアウトオブバウンズ。先週と同様、パンターには理想的な天気だったのだが。いよいよ今週は別のパンター探しを本格的にしなければならないかも。
- 3番目と5番目と7番目のパントでは、Pサンダーに代わってオーストラリア人のPネイサン・チャップマンがNFL初パントを蹴った。39yds、36yds、39yds。あまりパッとしない。
- Kライアン・ロングウェルは40ydsを1本失敗したが、それ以外の40yds、48yds、42yds、32ydsを成功。
- LBタイロン・ロジャースが2サック、1INT、1ファンブルフォースと大活躍。
- ドラフト外のFBヴォンタ・リーチがなかなか良いプレーを見せたようだ。
- 途中退場のチャットマンに代わったWRケルヴィン・カイトが、3回17.7ydsとなかなか良いパントリターンを見せた。
- 「昨夜はジャクソンヴィルで試合を観たが、25000か30000人ぐらいじゃなかったかな。ここはもうレギュラーシーズンのような雰囲気だ。プレシーズンでこのように満員になるスタジアムは多くない。素晴らしいプレー環境だよ」とセインツのリック・ミューラー人事部長。