グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年8月10日
- 気温は28℃。「今回のキャンプでのwarmest dayだ」と公式サイト。 "hottest day" と書かないところが、なんともうらやましい。
- 土曜のスクリメージ練習が夜だったため、日曜は午後だけ、しかも予定を変更して、パッドなしの軽めの内容となった。月曜日はスペシャルチーム練習だけのため、本格的な練習は火曜日からとなる。
- 昨日、大腿四頭筋を痛めたWRジャヴォン・ウォーカーが、練習を休んだ。シャーマンHCは、「ただの疲労で、張りがあるのだと思う。今週中には復帰させたいと気をもんでいる」と語り、ケガそのものはさほど心配していない様子。
- 先発RTマーク・タウシャーは、昨年はヒザの大ケガからの復帰とあって、決して100%の出来には戻っていなかった。他のOLがよかったこともあり、「先発5人の中で最低」と評価する専門家もいた。キャンプ前には、ベクトルOLコーチもシャーマンHCも、「バリーが先発の座をプッシュしてほしい」と語っていたが、これまでのところタウシャーの出来は文句なしに素晴らしい。バリーも決して悪くはないが、タウシャーは追い上げを許すどころか、逆にリードを広げている。「彼は、去年よりはるかによくなった。動きがずっとよくなっている。ヒザの強さが増したため、パイルの下敷きになるたびに固唾を飲むような心配はなくなった。彼がどれだけ素晴らしいシーズンを送るか、待ちきれないね」とシャーマンHC。
- 昨日のスクリメージ練習では右ガードを務めたT/Gケヴィン・バリーだが、ミスが多く、出来はかなり悪かった。彼は今回のキャンプではタックルばかりをプレーしており、彼を急きょRGに入れたのは、慣れないところをやらせて尻を叩こう、というベクトルOLコーチの策略だったらしい。来春は先発の両ガードがFAになることを考えれば、今のうちに若手の後継候補の目星をつけておきたい、という意図もあるかもしれない。
- パスシチュエーションでのアウトサイドのパスラッシャーは、相変わらずDEバジャ=ビアミラ以外あまりアテにならない。そのため今回のキャンプではスロウィックDCは3-2フォーメーションを増やし、フレキシブルな中からパスラッシュを作り出そうとしている。これまでのところ、LBディッグスよりもLBハンニバル・ネイヴィーズの方がパスラッシャーに向いているとコーチ陣は見ているようだ。
- QBクレイグ・ノール(ハムストリング)は軽いスローイング練習を再開。早ければ今週中にも復帰できるかもしれない。このところQBピダーソンの出来がかなりよく、ノールも切羽詰ったところまで来ている。
- デューク大出身のドラフト外ルーキー、WRレジー・ラブと契約。身長191cmの長身WRで、大学1・2年のときは名門デュークのバスケット部でもプレーしていたとのこと。