グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年6月29日

ルーキー・シンポジウム

今年で第8回となるNFLルーキー・シンポジウムが、カリフォルニア州ラコスタで開催されている。4月のドラフトで指名された255人の選手全員の出席が義務付けられ、欠席すると罰金が科せられる。4日間の期間中、ルーキーたちはホテルに缶詰めとなり、朝早くから夜遅くまでみっちりと講習を受けなければならない。内容は非常に多岐にわたるが、NFLでの私生活のありかたに関するものが多い。ドラッグ、アルコール、セーフ・セックス、女性問題への対処、禁止薬物、メディアとの付き合い方、金銭問題、家族の問題、NFL後の人生に備えること。要は、危険な落とし穴をいかに避け、まっとうな生き方をするか、ということだ。

選手がより真摯に受け止めるよう、専門家の講師だけでなく、多くの現役NFL選手や元選手やコーチたちがかわるがわる演壇に立つ。今年はRBプリースト・ホームズ、ESPNの解説者ポール・マグワイア、それに元QBジム・ハーボウ(サンディエゴ大のHCに就任した)が、引退後の人生に備えることについて、話すことになっている。最近経験したばかりのことを若手選手が話してくれることも多いので、ルーキーにとっては有用であるのは間違いない。

NFL.comによると、NFLで失敗したQBライアン・リーフは、ルーキーの時にこのシンポジウムを欠席して罰金を科せられており、それが彼のさまざまな問題の始まりだった、とのこと。

カテゴリ : Draft, NFL