グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年6月23日

LBジェイソン・ギルドン

今月はじめにスティーラーズを解雇されたLBジェイソン・ギルドンに、パッカーズも興味を持っているのは以前にもお伝えしたとおり。ギルドンは、グリーンベイ訪問のあと、バッファローとシンシナティを訪問した。今のところベンガルズが最有力と見られているが、どのチームもさほど高額のオファーをする様子はなく、通算77サックの名パスラッシャーにはやや気の毒な状態が続いている。

もうじき32歳という年齢のわりには衰えは少ない、というのがほぼ共通の見方。しかし、それ以上に問題なのが、ディフェンスのスキームの問題だ。彼は長らくスティーラーズの3-4隊形でアウトサイドLBとして活躍してきたが、現在興味を示しているパッカーズ、ビルズ、ベンガルズ、ベアーズはどこも4-3隊形が基本のため、パスラッシュDEとして彼を使うしかなく、そうなると(サラリーに見合うほど)彼の能力を活かしきれるのか、疑問が残る。「QBを捕まえる能力は失ってはいないと思う。ただ、自分にフィットしたシステムを求めているんだ」と本人も認めている。

カテゴリ : Contract/Personnel