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Mini Camp Notebook: ピーターソンはダイエット成功
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年5月 1日
- 木曜日にはルーキーたちが到着し、フィジカルチェックや防具の採寸などを行った。(写真) 金曜日から練習に参加する。
- DT/DEケニー・ピーターソンは、昨季の310ポンドから289ポンドまで絞込んできた。不本意なルーキーシーズンを送った昨年のドラフト3巡指名選手だが、「今回のミニキャンプで、昨年と比べて最も顕著な成長を見せた選手」という声もある。相手をしたOLたちからの評判は上々で、「昨年よりずっと速くなった。体重を落としたのがよかったんじゃないか」とRGリヴェラ。本人は、「去年は、十分なハードワークが足りなかった。意欲が落ち、気合が抜けてしまうことが何度もあった。大学までと比べ、出番が少なくなってしまったことで、少し落胆してしまった。でも今は完全に乗り越えたよ」
- DT/DEピーターソンは、グレイディ・ジャクソンの代役としてスターター組のノーズタックルを務めているが、ドラフトでDEを獲らなかったこともあり、今年は控えパワー・エンドとしての出番が増えることも予想される。そのための減量かもしれない。
- 最後のキャンプになるかもしれないDEジャマール・レイノルズだが、評判はまずまず。「動きの点では、入団以来いちばんかもしれない」とプロ人事部長のレジー・マッケンジー。「OTクリフトンを相手に鋭い動きを見せたが、まだ喜ぶのは早い。ブロッカーに最初のチャージを止められると、やはりレイノルズは素早く方向転換できなかった」とJS
OnlineのCliff Christl記者。
- Kライアン・ロングウェルにとって常に心配なのは、ロングスナッパーとホールダーのこと。もしQBピダーソンが開幕ロースターに残れないことになると、新ホールダーは3巡指名ルーキーのPサンダーとなる。ドラフト指名の翌朝、ロングウェルの方からサンダーに電話し、指名のお祝いを述べ、チームのフィロソフィーを説明したのだという。「彼はチームの成功に不可欠な存在だ。ここグリーンベイで蹴るのはどういうことか、僕はちょっとした下地づくりをしたんだ。ただ寒い気候の中でプレーするってだけじゃない。君たちメディアとつき合っていくことや、ウィスコンシンでパッカーとしてやっていくことのプレッシャーなんかについての話だ」
- TEウォールズとはまだ再契約せず、TEトニー・ドナルドはNFLヨーロッパでプレーしているため、現在タイトエンドはフランクスとマーティンだけ。TEウォールズからは先週連絡があり、シャーマンHCは再契約する意図があることを伝えたという。仮に7月のキャンプにウォールズを呼んだとしても、昨年のような待遇ではなく、トニー・ドナルドやドラフト外ルーキーたちと比べることになりそう。
- OTブレナン・カーティンは、OTタウシャー(ハムストリング)に代わってスターター組の右タックルをプレーしている。206cmの長身のわりに細かった体も、昨年の入団時と比べて25ポンドも増量し、しっかりしてきた。「一番大事なのは、サイズと強さとクイックネスの最高のバランスを見つけることだ」と本人。
- パントリターンの練習では、チャットマン、WRカール・フォード、WRファーガソン、WRフランク・ライス、CBウィトリー、Sエリック・クラウチがリターナーを務めた。新加入のCBクリス・ワトソンはリターナー経験が豊富だが、まだリターン練習をさせていないところを見ると、DBとしてシステムに慣れさせることを優先しているのか。
- 昨年夏に二度目のアキレス腱断裂をしてしまったSブライアント・ウェストブルックは、やはり引退も考えたが、もう一度トライしてみることにしたと言う。「ケガのせいで辞めたくないんだ。何年か経って、"あの時頑張っていれば、カムバックできたかもしれないのに"なんて思いはしたくない。復帰のためにハードに頑張ってるよ」
- パッカーズのロッカールームにはTVモニターがあり、連絡事項などが映し出される。この日映し出されていたのは、ベアーズのラヴィー・スミス新HCの就任記者会見での言葉。
"The No. 1 goal we have is to beat Green Bay."
- Wisconsin State Journal紙によると、パッカーズがQBカウチにオファーしているのは、契約ボーナス$1ミリオンを含む総額$3ミリオンの2年契約とのこと。ベースサラリーは$1ミリオンずつ。ベアーズの参入も報道されたが、翌日になってラヴィー・スミスHCが「QBを獲りに行くつもりはない」と否定。パッカーズ側は、成り行きを見守るとのこと。