グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年4月 1日

QBティム・カウチのトレード話は進展なし

ブラウンズは今週、チーム施設にトレーニングに訪れたQBティム・カウチに対し、「トレード材料がケガでもしたら困る」と、施設の利用を許さなかった。このことからも、QBカウチのトレードまたは解雇は決定的なのだが、パッカーズとのトレード話はさほど進展していない。まだ交渉担当のアンドリュー・ブラント副社長がカウチ側との契約交渉に乗り出すところまでは行っていないのだ。

ブラウンズのブッチ・デイヴィスHCは、「今すぐトレードに出さなければならないわけではない。ドラフトの日にトレードすることもできるのだ。トレードアップするのに、彼を使うこともできる。さまざまなシナリオが考えられる」と語っている。どうしても放出したいとなると、交渉で足元を見られてしまうため、「カウチの残留もありうる」との発言もしている。今週のオーナー会議の開催期間中に、再びシャーマンHCと話し合いをする予定とのこと。

パッカーズのヘイトリー副社長は、「ブラウンズ側のトレード条件、それに我々が払えるような契約ができるかにかかっている。彼がパッカーズを気に入ったとすれば、パッカーズでの彼の役割(すぐには先発の座を争えない)は理解しているはずだ」と語っている。パッカーズ側の有利な点は、今年のドラフトではQBが豊作なこと。じっさいシャーマンHCは、これまでに少なくとも7人のQBの個人ワークアウトを見に出かけたという。今は指名候補QBの評価と、カウチ獲得の両にらみ、というのが実情のようだ。「選択肢はいくつかある。カウチもまだ選択肢の一つだ」とシャーマンHC。

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カテゴリ : Contract/Personnel