グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2004年2月 4日

Cマイク・フラナガンのプロボウル日記 1


去年のマルコ・リヴェラと同じように、今年のCマイク・フラナガンもプロボウル初出場の経験を、パッカーズ公式サイトで報告してくれることになりました。

今日はスーパーボウルだから、多くのNFL関係者にとってそちらが重要なのは言うまでもない。しかし僕は、今日はあまりそれを見られないだろう。オフを過ごすラスベガスの家から、ホノルルに飛んでいるところだからだ。

プロボウルに行かれるのは幸運なことだ。投票では補欠の一番手に選ばれただけだから、もしオーリン・クルーツ(CHI)のケガがなければ、僕は今ごろ家にいただろう。最初の投票で僕が選ばれなかったことには驚かなかった。NFCのセンターには2つの枠しかないし、クルーツとマット・バーク(MIN)はエリート・プレーヤーたちだ。僕自身はよいシーズンを送ったと感じていたけれど、だからといって彼らを押しのけてトップに登れるということにはならない。

10日ほど前までは、自分がプロボウルに出られるなんて思ってもいなかった。パッカーズのPR部門から連絡があったときは、ちょうど僕は体調を崩してベッドで寝ていたんだ。向こうが「プロボウル出場に興味はあるか?」と聞くから、「ああ、もちろん」と僕は答えた。でも、クルーツがケガのために出られないと聞いても、まだ僕にはピンと来なかった。

しばらくたってようやく、自分が補欠一番手だから、繰り上がってNFCのオールスターチームでプレーできるのだと理解できた。しかし喜んで興奮した後に、シーズンが終わってから全くワークアウトをしてないのに気が付いた。またやらなければ・・・。 パッカーズからの電話を切った後、NFL側からすぐにも連絡が来て、詳細を話してくれるものだと思っていた。しかし一時間も電話を見つめて待っていたが連絡はなく、「これは何かのジョークだ」と感じ始めた。まあ結局は連絡があり、これは正式な決定だとわかった。

僕にとっては、プロボウルに出場することによって、今シーズンの自分の働きが報われたことにはならない。本当に報われるのは、スーパーボウルを手に入れた時だけだ。今年はロンバルディ・トロフィーをグリーンベイに取り戻す大きなチャンスだったのに、指の間からすり抜けてしまった。それでも、プロボウル出場は大きな名誉には違いない。正直言って、補欠一番手に選ばれただけでも十分名誉なことだと感じていた。できれば、この試合に出ることで、より認められるようになって、今後も選ばれる可能性が増せばいいと願っている。

僕を含めて、今回は17人でハワイに行くことにした。母と父、おばとおじ、僕のガールフレンド、パッカーズのトレーナーから一人、それに彼の奥さん、その他。普段から僕のために尽くしてくれて、僕の成功の大きな力になってくれた人たちに、少しでもお礼がしたいという気持ちからだ。現地でどれだけ彼らと一緒に行動できるかわからないけど、できるだけ一緒に過ごしたいと思っている。

マルコ(RGリヴェラ。昨年プロボウル初出場)から、いくつかアドバイスをもらった。例えば、「他の選手たちと交換できるように、ヘルメットをいくつか余分に持って行くといい」というようなことだ。

NFL選手組合のパッカーズ代表を務めていて楽しいのは、NFLじゅうの選手と知り合いになれることだ。だから、彼ら他チームの連中と一緒に過ごせるのが、今回の何よりの楽しみだ。まあそれがなくても、この旅そのものがきっと楽しいものになるだろう。ハワイでは、空いた時間にはビーチにいるだろうけど、できるだけ楽しんでくるよ。

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