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Notebook: ディフェンスの反省点
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2004年1月 7日
- シーホークス戦での反省点はやはりディフェンス。後半に21点を許してしまったことだ。「前半はエンドゾーンに入らせなかった。しかし、第3Qに2つのポゼッションでタッチダウンを許したことには失望した。それに、第4Q最後には同点のチャンスを与えてしまった。その3つのドライブ以外はまずまずだったのだが」とシャーマンHC。Sシャーパーは、「最後こそ良かったけれど、まだ僕たちは望んでいるようなレベルのプレーができていない。ダウンフィールドを攻められてオーバータイムに持ち込まれたのは、僕たちらしくない。うまく行かなかった部分は修正していきたい」と語っている。
- DB陣のミスタックルのために、ランアフターキャッチでロングゲインを許したプレーがいくつもあった。特にSアンダーソンはひどく、ソロタックルが2つなのに対し、ミスタックルは最低5つはあった。
- チーム全体のパスラッシュが全くといっていいほど効かなかった。3回に1回の割合でブリッツを入れたが、(最後のINTを除き)プレッシャーをかけられず、QBハッセルベックに速いテンポのパスを通されてしまった。10月の対戦と同じように、今回もDEバジャ=ビアミラはプロボウルOTウォルター・ジョーンズに完封された。「プレーオフではパスラッシャーが必要だ。プレーオフに出てくるようなQBには、ポケットでの時間を与えないようにしなければならない。だから、パッカーズの今後の成功のために、また来季以降の成功のためにも、彼は重要だ」
- シーホークス戦終了後、ゲームボールがシャーマンHCからCBアル・ハリスに手渡されたロッカールームの様子。地元ニュース映像から。
- 今季はアウェーで5勝3敗だったパッカーズ。この記録は96年、97年、01年と並び、これ以上の好成績となると、6勝1敗だった72年までさかのぼらなければならない。「今年のチームはロードでとてもいい感じだ。私にとっては、たぶんこれまでで一番だろう」とシャーマンHC。
- 第11週のタンパベイ遠征の際、通常より1日早く金曜日の夕方に現地入りし、久しぶりにアウェーでバッカニアーズに勝つことができた。それ以来シャーマンHCは、長距離遠征を全て同じ日程にして、チャージャーズとレイダーズに連勝することができた。今週もパッカーズは金曜日にフィラデルフィアに向かう予定。「土曜日のまる一日を一緒に過ごすことで、チーム全体が結びつきを強めると思う。選手たちはこのパターンを気に入っている」とシャーマンHC。
- パッカーズは大きなケガ人なしでプレーオフ初戦をクリアすることができた。WRウォーカーが頭を打って一時的に退場したこと、RBフィッシャーが腕を打撲したことぐらい。
- CBマイク・マッケンジーの動きは明らかに100%ではなかったが、つま先のケガを悪化させることはなかったようだ。「ちょっと勘が鈍っていた。3週間も休んだし、実質一日しか練習できなかったしね」とマッケンジー。
- Pジョシュ・ビドウェルはシーホークス戦でも不調だった。飛距離が出ないだけでなく、敵陣でのパントもエンドゾーンに蹴り込んでばかりで、ファンからはブーイングも。「最高の日ではなかったのは確かだ。気候条件が非常に厳しかった。風も寒さも影響した。彼はあんなものではない、ということは私にはわかっている」とシャーマンHC。
- ミシシッピ州立大のヘッドコーチに就任したクルームRBコーチは、今週もまだかけもち状態を続けている。今週末はリクルートに関して大事な時期ということで、クルームは火曜日いっぱい仕事をしたあと、ミシシッピに向かう予定。
- パッカーズは"future"フリーエージェントの3人と契約。"future"というのは"来季"の意味のようで、彼らは今季は出場できない。DTジョン・ヒリヤードは2000年のシーホークスの6巡指名で27試合に出場したが、昨年8月に解雇された。DBジェイソン・ホートンはCFLでプレーしていた選手。WRウォルター・ウィリアムズは2001年のドラフト外でペイトリオッツ入りし、その後セインツと契約して昨夏に解雇されている。