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Brett Favre Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年12月24日
- QBファーヴ。「父は僕に出場してほしかっただろうと思う。僕は本当に父を愛しているし、フットボールを愛している。ここでプレーすることは、僕にとっても、父にとっても、家族にとっても非常に大きな意味があった。このような活躍ができるとは自分でも予想していなかったけれど、父が見守ってくれていたと思う」
- QBファーヴだけでなく、チーム全体が、この試合に対して感情を昂ぶらせていた。日曜日の夜、ミシシッピに帰らないと決めたファーヴは、チームメイトに対して話をした。父を愛していること、フットボールを愛していること、チームメイトを愛していること。Cフラナガンは、これまでで最もエモーショナルなゲームだったと言う。「こういう結果になると、確信していた。それに、誰にとっても忘れられないゲームになるだろうということも。(ファーヴが話をしたとき)こんなにチーム全員が心を打たれたのは見たことがなかった」
- シャーマンHC。「プレーオフ争いに残るためにはこの勝利が必要だった。しかしそれだけではない。ブレット・ファーヴのためにも、この勝利が必要だったのだ」 「彼は本当によくこの逆境を乗り切った。この試合への彼の集中力は並外れていた」
- WRファーガソン。「レシーバーみんなで話し合った。彼がどんなボールを投げようと、必ず捕ってやろうって」。その言葉どおり、若いWR3人がそれぞれ素晴らしい集中力で相手DBに競り勝ち、ファーヴを助けた。
- Cフラナガン。「彼はただのチームメイトじゃない。ブレット・ファーヴなんだ。グリーンベイ・パッカーズそのものだ。彼は我々であり、我々は彼なんだ。僕は彼のスーパーボウルの頃も連続MVPの頃も見てきたけど、この24時間のブレット・ファーヴほど感動させられたことは初めてだ」 「素晴らしい、と言い続けるしかないよ。他に言葉が見つからないんだから。彼が昨夜話したこと、それがみんなに与えた影響。生きている限り、今日起きたことを決して忘れない」
- オークランドのファンは荒っぽいことで定評がある。選手入場の時、当然のことながらパッカーズの選手は激しいブーイングを浴びせられたが、前日に父を失ったQBファーヴの名前が呼ばれた時だけは、スタジアム全体から声援が沸き起こった。
- 前半だけで311ydsはQBファーヴのキャリア最高。また、通算345TDパスはフラン・ターケントンを抜いてNFL史上2位に(1位はダン・マリーノの420個)。これで7回目のシーズン30TDとなり、自分の持つNFL記録を更新。また、これで12年連続の3000ydsパッシングとなり、これも自分の持つNFL記録を更新。
- ファーヴの家族・親戚たちはミシシッピの自宅に集まり、亡きアーヴィンの長男スコットの誕生日を祝い、次男ブレットの素晴らしいパフォーマンスに声援を送った。葬儀は水曜日に予定されている。