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Notebook: LTクリフトンは因縁の相手
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年11月14日
- 昨年のこのカードで、DTサップのヒットでLTチャド・クリフトンは大ケガをした。メディアは今回の試合を遺恨試合と騒ぎ立てるが、選手やコーチたちはいたって冷静。4勝5敗の両チームにとって、遺恨などよりも、今はどうしても勝利が欲しい。「その話は昨年さんざん話した。今は他に心配しなければならないことが山ほどある」とシャーマンHC。グルーデンHCも同様。
- 注目のLTチャド・クリフトン。「もうはるか昔のできごとだよ。誓ってもいい。あの事故のことなど全く考えていない。あのようなことは起こりうる、と僕らはみな知っている。以前にも言ったように、あれは合法的なヒットだった。彼はヒザを狙ったわけでもないし、背後からヒットしたわけでもない」とLTクリフトン。彼も、彼のチームメイトも復讐など考えてもいないという。「そんな余裕はないんだ。僕もサップを狙わないし、チームの誰もそんなことはしないだろう。神に誓って、どうでもいいことなんだ」
- RGマルコ・リヴェラ。「(サップのヒットは)去年のことだ。俺たちは今、タフなタンパベイに対してどうしても勝利が必要な立場にいる。他の試合と同じように準備しなきゃならないし、これはどうしても勝たなきゃいけない試合だ」
- もちろんサップの側は、「後悔などしていない。謝る必要などない」と繰り返している。
- RBアーマン・グリーンのファンブル問題。「試合中にも、試合後にも彼と話し合った。これは正さなければならない問題だ。彼は、誰にも負けないほどハードに走り、誰にも負けないほどフィジカルだ。しかし我々はボールをしっかり確保しなければならない」とシャーマンHC。
- トラブル歴のあるLBスローターの調査について、シャーマンHC。「ハーディ・ニッカーソン(かつてJAXでプレー)に聞くと、彼はスローターを高く評価していた。他にも、ボナメイゴSTコーチ(昨季までJAXに在籍)の話も参考にすることができ、信頼に足る情報を手に入れることができた」とのこと。
- 11年前、ブレット・ファーヴがグリーンベイに移籍してきたとき、車で空港まで迎えに行ったのが、当時アシスタントコーチだったジョン・グルーデンだった。しかし、そのころパーティ狂いだったファーヴ本人は、まるで憶えていないと言う。「正直、誰が迎えに来てくれたのか憶えていないんだよね。酔っ払ってたから」
- 水曜日の練習を休んだのは、イーグルス戦でヒザをひねってしまったSダレン・シャーパーだけ。「痛みはあるが、大丈夫だと思う。念のためMRI検査もしたが、何も問題なかった」とシャーマンHC。
- QBブレット・ファーヴが水曜日の練習に参加。これは久しぶり。イーグルス戦で何度もボールが滑ったのは、親指の状態そのものよりも、親指に巻いたテープが濡れて滑ったのだ、という主張を裏付けている。
- タンパのレイモンド・ジェームズ・スタジアムで5戦全敗のパッカーズ。今回は、通常のロードゲームよりも一日早く、金曜日にタンパに入り、土曜日には、試合時間と同じ時間に、軽いフォーメーションチェックを行う予定。「このような細かいことは、おそらく大した違いをもたらさないだろう。しかしコーチとしては、少しでも安心して眠ることができる」とシャーマンHC。