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Packers-Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年10月 1日
- 「この試合への準備がしっかりできたことに非常に満足している。ロッカールームでの雰囲気や態度もよく、選手たちは結束し、確固たる決意で今日の試合に臨んでくれた」とシャーマンHC。
- RBグリーンが100yds以上のラッシングを記録した試合でパッカーズは16戦全勝。物静かな彼だが、先週のミーティングではチームメイトの前で次のような話をしたとのこと。'Play
as one team. You win or lose together as a team.'
- 「オフェンスラインのブロックが非常に良かった。今日はランがよく出るという気がしてたよ。アーマンは燃え上がっていたし、オフェンスラインマンたちも気合が入っていたしね」とQBファーヴ。
- 全般的に効果的だったパス攻撃だが、QBファーヴの判断ミスも2つほど。第2Qには、ディープ・アウトを走ったWRウォーカーに弱いパスを投げてしまい、Sマイク・グリーンに割り込まれてインターセプト。前半終了間際には、カバーされていたTEウォールズに投げてしまい、危うくインターセプトを喰らうところだった。
- このところのDL陣のパスラッシュ不振に加え、プレッシャーに弱いQBスチュワートが相手とあって、ドナテルDCは次から次へとブリッツァーを送り込んだ。セーフティブリッツ、CBブリッツが多かった。特にブリッツを多用した前半は、シカゴの攻撃をトータル110yds、6点に抑えた。「面白かったよ。試合の最初から、やるべきことはわかっていた。49ersがベアーズに圧勝した試合を見て、僕らも同じようにプレッシャーをかけられると思ったんだ」とCBバウ・ジュー。「素晴らしいゲームプランだった。本当に相手を混乱させられたと思う」とCBアル・ハリス。
- 「コーデルは、"ヘッドライトに照らされた鹿のように"パニクっていた」との声あり。今回はブリッツ多用が成功したパッカーズだが、次のSEA、KC相手ではそうはいかん、逆にカモられるぞ、というのが大方の見方だ。
- 第4Qに喫したRBトーマスの67ydsTDランは、8メンフロントを布いたのだがLBバーネットが、自分の担当するギャップを詰めなかったのが原因らしい。
- CBスウィニーがアクティブ登録から外れ、Sアンダーソンがダイム・パッケージに復帰。CBスウィニーは、先週のカーディナルス戦での不振のために下げられた模様だ。
- パッカーズがパントをブロックしたのは97年12月のビルズ戦以来。ボナメイゴ新STコーチは、スペシャルチームの各ユニットにアグレッシブなスキームを導入して結果を出している。「スペシャルチームではいろいろとアグレッシブなことをやっている。選手たちもその新しいスキームに応えてよくやっている」とシャーマンHC。
- WRフリーマンは3番手WRとして出場したが、2試合続けてキャッチなしに終わった。
- 今週も強行出場のWRファーガソンについて、シャーマンHC。「彼はチームに大きなエネルギーをもたらしてくれる。彼を出さずにいることなどできない。もし出さないと言ったら、彼は泣き出しただろう。幸い、それは見ないで済んだ」
- 大きなケガ人はなかった模様。Sシャーパー(頭部へのヒット)、CBマッケンジー(わき腹)、CBバウ・ジュー(腕の裂傷)、Sエドワーズ(足首の捻挫)、TEマーティン(足首)、DTロッド・ウォーカー(わき腹)、FBヘンダーソン(鼠蹊部)など。シャーマンHCによると、どれも来週出られないような大きなケガではないとのこと。
- 浮き沈みの激しい今シーズンについて、「我々は、いわば平衡感覚を保とうと努力してきた。ファンたちはアップ&ダウンするだろうし、それがファンの役目のようなものだ。われわれ選手・コーチはこの勝利をありのままに受け止め、冷静さを保ちたい」とシャーマンHC。これから難敵との対戦が続くのだから当然だ。
- 新スタジアムのお披露目とあって、元ベアーズの名選手たちがサイドラインに顔を揃えた。名RBゲイル・セイヤーズはRBアーマン・グリーンと同じ高校(ネブラスカ州オマハ)の出身。
- 旧スタジアムのトレードマークだったギリシャ風の部分を残しつつ、全体はモダンで包んだ新ソルジャーフィールドのデザインは批判が多い。「クリンゴン("スタートレック"に登場する異星人)がパルテノンに出会った」という評もある。