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Antonio Freeman Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年9月12日
- アントニオ・フリーマンが帰ってきた。水曜朝に契約にサインした彼は、そのまま練習に参加し、一年半ぶりにQBファーヴのパスを受けた。
- 「WRドライバーが倒れるのを見て、グリーンベイから電話がかかってくる可能性が少し出てきたな、と思った。WRファーガソンまで倒れて、ほとんど確信に変わった。チームと僕の両者にとって、ぴったりな状況だと思う」とフリーマン。
- シャーマンHCとの関係について、「最高の友人とは言えなかっただろうね。お互いに多少のしこりはあった。でも、それを乗り越えて前に進み、その経験から学ばなければ」とフリーマン。サラリーカットを拒否して昨年6月に解雇されたときには、「侮辱された。一生グリーンベイに足を踏み入れなくても、かまわないぐらいだ」とまでメディアにぶちまけた。「ビジネス上の決断というものは、時に不快なものだ。復帰するなんて自分でも思ってもいなかったけれど、自分ではコントロールできないこともある。僕がまだ残っていて、このチームが僕を喜んで迎え入れてくれたということは、両者にとって喜ぶべき状況だと思う」
- QBファーヴたちも、歓迎ムードを作っている。初めての練習を終えて、「前よりも良くなったぐらいだ。態度もかつてないほど良かったし。必要に迫られて呼び戻したわけだけど、仮にケガ人が出なかったとしても、彼の存在は助けになったはずだ」とQBファーヴ。WRファーガソンも「彼はレシーバー陣にリーダーシップを加えてくれる」
- 練習でフリーマンをカバーしたCBバウ・ジュー。「彼は彼だ。いつだって、なんとかしてオープンになる。すごく良く見えたし、ブランクは感じられないよ」
- 「彼には得意とするルートがある。相手DBをぶっちぎることはできないだろうが、長所と短所がある。彼の良いところを引き出すようにするつもりだ」とロスリーOC。
- フリーマンの契約内容は、$655,000の一年契約。そのうち$450,000が"guarantee"されている。
- 問題の、負傷者が復帰して以後のプレー機会について、シャーマンHCはフリーマンに対し、何も保証しなかった。つまり、4番手に格下げされても文句は言わない、ということだ。シャーマンHCがフリーマンに説明したのは、「誰であろうと、もっとも良いと思う3人をプレーさせる。君がどこに位置するかは、やってみなければわからない。君がどう思うかでなく、私がどう思うかで決めるのだということは、理解しておいてくれ」ということ。フリーマンも、若手たちが復帰すれば、そちらが優先されることに、理解を示した発言をしている。
- ただし、今季中は解雇しない、ということだけは(口頭であれ)約束したようだ。その証拠にフリーマンは、「どのチームであろうと、僕はそのチームでシーズン最後までプレーしたい。いつカットされるかとビクビクしていたくはない」と語っている。