グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年8月28日

LBマーシャル: 出場停止期間中の生活

二度目の薬物違反を犯し、4試合の出場停止処分を受けたLBトランス・マーシャル。プレシーズン最終戦の翌日、つまり今週の金曜日から停止期間が始まり、その間はチーム施設への立ち入りは許されず、(チームメイトを除き)チーム関係者と連絡を取ることさえも禁止されている。練習やミーティングに参加することはもちろん不可能だ。

シャーマンHCは、4週間のあいだマーシャルをスポーツ・キャンプに送り、規律正しい生活の中でトレーニングを続けさせることにした。薬物違反を犯すような、精神的な弱さのある若手選手を、ただ自由にさせたのでは、かえって問題を悪化させてしまいかねない、という考えからだ。ちょうど2年前、DTクリディアス・ハントが同じ処分を受けた時も、全く同じやり方で成功を収めた。そうしてキャリアを立て直したDTハントは、DLの中核として頭角を現し、この春には大型契約を手に入れている。

詳細は秘密だが、彼の行くキャンプはピッツバーグ周辺のものらしい。どのようにそのキャンプを過ごすか、と聞かれたマーシャルは、"Working out, working out, working out." 。妻タマラとの間には、6歳の息子と5歳の娘がいるが、「子供たちは学校があるし、妻は仕事があるから、一緒には過ごせないね。電話で話したり、週末には家に帰ったりするだろうけど」とのこと。「できれば、より良い選手になって戻ってきたい。少なくとも今の力を落とさないようにするつもりだ」

大きな回り道をすることになったマーシャルのキャリアだが、ひとつ心強いのは、キャンプやプレシーズンゲームでの評判が、かつてないほど良いことだ。春頃には、「ロースターぎりぎり」と見られていたが、今では「出場停止さえなければ、ストロングサイドの先発LBネイヴィーズをプッシュできたのに」という記者も出てきている。マーシャル本人は、処分明け直後から使ってもらえるよう、最後のプレシーズンゲームでコーチに強い印象を与えようと頑張っている。

カテゴリ : Player, Scandal