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Day 36: RBラマー・スミス最後の頑張り
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年8月28日
- トレーニングキャンプ最終日。明日以降も練習はあるが、Clarke Hinkle Field に集まったファンの前で練習するのはこの日が最後。
- QBアキリ・スミスがチームを去り、今週のタイタンズ戦ではようやくQBダグ・ピダーソンにもプレー機会が多く与えられそうだ。「3番手QB争いのため、彼にはあまり出番を与えてやれなかった。2番手QBとしては不足だった」とシャーマンHC。
- RBラマー・スミスが3番手RBの座を確保するため、最後の努力を続けている。「ここまでヒザのケガが長引くとは思わなかった。2週間ぐらいのものだと思っていたら、1ヶ月になってしまった。ハードにプレーし、ボールをうまく運べて、良い判断さえ出来れば、長い経験もモノを言うと思う」とRBスミス。タイタンズ戦では、エースRBグリーンが温存モード、ダヴェンポートはハムストリングを痛めているため、スミスとフィッシャーにはたっぷり出番がもらえそうだ。
- 7on7のノンコンタクトドリルだったが、LBナイル・ディッグスが肩を悪化させてしまい、タイタンズ戦は欠場が決定。同じく、Sダレン・シャーパー(鼠蹊部)とRBナジェ・ダヴェンポート(ハムストリング)も欠場させる、とシャーマンHCが明言。
- LBトランス・マーシャルがFBの練習。RB/FB陣にケガ人が続出した昨季半ばにもあったことだが、今年も緊急時には3番手FBとして使うつもりなのかもしれない。
- 今年のリターナー問題も最終局面に。シャーマンHCはアントニオ・チャットマンを非常に高く評価しており、記者たちの間でも、「昨年よりアップグレードできたのは間違いないだろう」という見方が大勢を占めている。コーチたちが重視する、「ターンオーバーを犯さない」という点でも、「キャンプを通じて500回ぐらいのパントのうち、キャッチミスは3回か4回だろう。キックオフリターンでは一度も捕り損なっていない」とチャットマン本人も自信をのぞかせる。
- しかしシャーマンHCは、いまだにリターナー決定の宣言をしていない。それは、アレン・ロッサム(ATL)をはじめ、有力なリターナーがトレードや解雇で手に入る可能性が残っているかららしい。そう質問されたシャーマンHCは、長い沈黙のあと、「どんなことも起こりうる」