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Day 31: RBグリーンのファンブル問題は
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年8月23日
- 猛暑の中でのフルパッド練習が続いたため、木曜日は午前・午後ともパッドなしの軽めの練習。しかも午後は70分で切り上げた。疲労やケガを吹き飛ばそうというのか、ディフェンス陣は軍隊のように声を揃えて歌いながらジョギングをしている。
- RBアーマン・グリーンは毎年シーズン序盤にファンブルが多い。「暑くてボールが滑る」などいろいろな説が唱えられたが、クルームRBコーチは、キャンプでのコンタクト練習が足りないからだと、今は考えている。「今年の彼は100%ヘルシーだから、すでに十分なコンタクト練習を積めている。今年はファンブルの問題はないと予想している」
- 毎年キャンプになると、DB陣は誰が最もインターセプトを奪うかで賭けをする。まず、インターセプトの機会にキャッチミスした選手が、その都度$25ドルずつ壷に入れていく。そうして積み立てられた金を、キャンプを通じて最多INTを記録したDBが総取りする、という仕組みなのだ。現時点ではCBマイク・マッケンジー、CBアル・ハリス、Sアントワン・エドワーズの3人が5INTで並び、Sダレン・シャーパーが4INTで追いかけている、という情勢らしい。
- 3番手RBを争うRBグッドマンが、今年のキャンプでのRB陣最高のパスキャッチを見せた。CBジューとマッチアップした彼は"ゴー"・ルートを走り、QBファーヴからの高く強いパスを、全力疾走のまま見事にジャンピングキャッチ。
- 新加入のDTラリー・スミスは期待通りの動きを見せている。すでにDTウォーレンやDTサンズを上回り、開幕ロースター入りに前進しつつある。
- 次の相手パンサーズは強力なパスラッシュで知られ、パッカーズOL陣にとっては、QBファーヴを守るのが大きなテーマとなる。「向こうは良い選手が揃ってるからね。きちんとアサインメントを守り、基本に忠実にプレーしないと。タウシャーとクリフトンが戻ってきて、僕らもうまく噛み合ってきている」とRGリヴェラ。
- ロスリーOCによると、「クリフトンは素晴らしくよくやっている。もう100%に近いと思う。タウシャーの方は、良い時もあるが、まだ戻りきってないと思わせる時もある。それは本人にも分かっているし、プレーを重ねれば良くなっていくだろう」
- 8月9日以来練習を休んでいるOTスプリッグス(ヒザ)は来週月曜日に復帰の予定。
- 昨年春に$33ミリオンの大型契約を結んで以来、DEジョー・ジョンソンはそれに見合った働きをしていない、とシャーマンHCが認めた。これまではかばうことが多かったが、キャンプやプレシーズンゲームでの動きも平凡なものでしかなく、さすがにこのあたりで尻を叩いておかねば、という意図かもしれない。「もちろん心配している。ジョーには能力全てを出し切ってほしいのだ。彼がどうなるか、様子を見守っていく。私は個人的な理由からも彼を応援している」とシャーマンHC。"個人的な"、というのは自分がGMとして彼を引っ張ってきたのだから、という意味。こんなことを言う人は珍しい。
- 通常、プレシーズンの最後から2番目の試合には、先発陣の出場時間が一番長くなる。プレシーズン最終戦になると、主力にケガをさせないよう、再び温存モードに入る。