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Day 22: LBバーネットの気合い
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年8月14日
- つらいニュースを吹き飛ばすかのように、火曜日の練習はいつになく熱のこもった、充実したものになった。Press-Gazette紙のChris Havel によると、「90年代半ばの、最も強かった頃のパッカーズのキャンプはこのようであった」 とのこと。
- ファルコンズ戦では、自分がカバーしていたWRフィネランに、43ydsのTDパスキャッチを許してしまったLBニック・バーネット。この日はWRドライバーへの全く同じパターンをしっかり叩き落した。サイドラインに戻ったこのルーキーは、後ろの記者やファンを振り返って、「もうあんなパスは許さないぜ!」と一声叫んだ。「全く同じプレーだった。あの失敗から学び、二度とミスしないようにする。この間の試合では、カバレージの時にいくつも技術的ミスをしてしまった。でももう修正したよ」
- TEウェスリー・ウォールズの加入以来、練習でも2TEセットが増えている。QBファーヴはかつてのTEキース・ジャクソン加入の時と同じように、ウォールズとの間のケミストリーを急速に高めている。「期待していた以上だ。大ベテランだし、多少はどこかが痛んで練習を休むなどありそうなものだが、そんな様子もない。十分なクイックネスを見せてくれている」とプロスカウト部長のレジー・マッケンジー。「彼がこれほど長くこのリーグにいるのには理由があるってことだね」とジャゴジンスキーTEコーチ。
- 昨日、ヒザを痛めたQBクレイグ・ノールだが、早くも練習に復帰している。シャーマンHCは「ファーヴにちょっと似ている」と彼のタフさを称えた。「ノールはいつでも非常に冷静だ。上手くいったからといって熱狂したりしないし、上手くいかないからといって落ち込むこともない。インターセプトを喫しても、すぐに戻ってタッチダウンを決める」
- 例によって、門限延長を賭けたオフェンス陣対ディフェンス陣の戦い。今回はルーキー同士、LBヒレンマイヤーとFBトミー・コリンズのフィールドゴール競争。25ydsは両者とも成功だったが、次の30ydsはヒレンマイヤーだけが成功し、ディフェンス陣が今夜の門限延長を勝ち取った。ディフェンス陣は、LBレノンがスナップし、LBディッグスがホールド。オフェンス陣はFBヘンダーソンがスナップし、FBルーチーがホールドした。「中学のときまで蹴ってたから、自分から志願したんだ」とヒレンマイヤー。「あいつはカレッジでもキッカーだったに違いない。陰謀の匂いがする」とWRファーガソン。
- LBトランス・マーシャルは首を寝違えたようで、練習を休んだ。明日は復帰の予定。DTターデル・サンズは先日から練習に復帰しているが、まだ脚を引きずっており、プレーにも元気がない。
- ヒップを痛めているDTジェームズ・リーは、原因を特定するため、州外の専門家の診察を受けに行った。
- ファルコンズ戦でハムストリングを悪化させてしまったRBトニー・フィッシャー。「たぶんファルコンズ戦では使うべきではなかったのだろう」とクルームRBコーチ。コーチたちは彼をあと2週間ほど休ませるつもりのようだ。RBラマー・スミスは来週あたりに復帰の予定。今週のブラウンズ戦では、FBニック・ルーチーをRBで使うかもしれない。
- 元レッドスキンズのDTダン・ウィルキンソンがチームを訪問した。「できる限りのことをして彼がここに来てくれるよう、売り込みたいね」とヘイトリー副GM。出せる金額は限られているので、あとはやはり、「勝てるチームで」ということぐらいか。ウィルキンソンは9年間のキャリア(CINで4年、WASで5年)で一度しか勝ち越したことがないからだ。