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Day 12: 有力選手たちもサイン会に
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年8月 4日
- 土曜日は軽めの練習。午前の練習後に設けられる"autograph session"つまりサイン会は、普段は若手選手が中心だが、この日は、QBファーヴ、DTギルバート・ブラウン、Kロングウェル、OTタウシャー、CBアル・ハリスなど主力選手たちも参加。自分の等身大以上のポスターを持ってきたファンに、ファーヴはにこやかにサインに応じていた。
- シャーマンHCによると、チーフス戦でのQB起用法は、QBブレット・ファーヴとピダーソンが第2Qの途中まで。そこから先は、ノールとアキリ・スミスが担当する、とのこと。プレシーズンゲームが第2戦、第3戦と進むほど、先発陣の出番が長くなるものなので、控え選手たちは初戦からエンジン全開でアピールする必要がある。
- WRドナルド・ドライバー(ハムストリング)は、チーフス戦を欠場の予定。ドライバーは土曜日、室内練習場の中で軽いランニングとパスキャッチをしてみた。「いい感じで走れた。でもまだ100%じゃないし、いま無理をしてもしょうがない」と本人。それよりも、子供がぶじ生まれたことがうれしくてしょうがない様子。「健康な赤ん坊だよ。これ以上なにも望むものはない」。妻ベティーナさんを病院に送っていった時は、大変だったようだ。「妻が破水して、僕はものすごいスピードで運転した。もしパトカーに追いかけられても、病院に着くまでは止まらなかっただろう」
- WRロバート・ファーガソン(尾骨の打撲)も欠場の予定。しか、本人はかなり出たがっているようだ。リターナーについても、シャーマンHCはファーガソンが候補の1人であるという姿勢を変えていない。リターン・スペシャリストと言える人材がいないなら、(試合当日の)45人ロースターに確実に入る彼にリターナーを任せた方が、ロースター枠の節約になる。
- 先発DLは、(すぐに引っ込んでしまうとはいえ)一応ベストメンバーが組めそう。DEカビーア・バジャ=ビアミラ、DTクリディアス・ハント、NTギルバート・ブラウン、DEジョー・ジョンソン。
- OL陣は、RTマーク・タウシャーとLTチャド・クリフトンは予定通り温存するが、それ以外は全員が出られそう。
- 先日、肩を少し痛め、上腕三頭筋が弱くなっているSダレン・シャーパー(練習には休まず参加)を温存するため、アンダーソンとエドワーズに先発させることになりそうだ。
- 前日の練習を途中退場したCB/Sウェストブルック、LBマーシャル、RBフィッシャーが3人とも練習に復帰している。
- 元パンサーズのTEウェスリー・ウォールズに関しては、まだ本人の決断待ち。パッカーズを含めて3チームとも、ベテラン最低額でのオファーしかしていない模様で、金銭面は問題ではない。「良いQBのいる良いチームに行きたい。できればスーパーボウルに行けるような」と本人。ファーヴと同じミシシッピ育ちであることが、パッカーズの有利に働けばよいのだが。
- 元GMロン・ウルフが、「このところのパッカーズは"ソフト"だ」と批判したことについて、「ロンと直接話をしたが、彼は『そんなことは言っていないし、そのような報道がどこから出たのかわからない』と否定していた。ロンには、チーム顧問としてのサラリーが支払われているのだし、もし本当にそのように感じたなら、真っ先に私のところに来てくれるはずだ」とシャーマンHC。