グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年7月27日
- 控えQB争いの序列は今のところ、ダグ・ピダーソン、クレイグ・ノール、アキリ・スミスの順だと多くの記者が見ている。ベテランのピダーソンは元気一杯で、よい動きを見せている。ノールは、(NFLEの疲れのせいか)あまりパッとしないが、アキリはもっと冴えない。良いボールを投げるが、投げる場所が良くない。余裕がある時は良いが、プレッシャーがかかると途端に判断が悪くなる。ただ、6月に契約したばかりでプレーブックの習得も十分ではなく、今後良くなる可能性はある。
- リターナー練習は、キャンプでは(ケガのリスクが大きすぎて)フルコンタクト練習をやらないため、やはりプレシーズンゲームで評価するほかない。ただ、今のままでは候補者が多すぎるので、試合までに絞り込む必要がある。
- WR/KRテレンス・ウィルキンズは木曜日の晩にチーム首脳と会談し、金曜日はチーム施設を見学してから、グリーンベイを去った。パッカーズ首脳は、はっきり本気だと認めている。しかし他にも、コルツ、パンサーズ、ベアーズなどが彼に興味を示しており、どうなるかはまだわからない。週末のうちには本人が結論を出すものと見られている。
- キャンプ初日こそ、「今年は違うかも」という動きを見せたDEレイノルズだったが、その後は元に戻ってしまったようだ。1on1のドリルでは、復帰間もないOTタウシャーにあっさり転がされ、ドラフト外ルーキーのOTポーターにさえ勝てず。
- OTタウシャーとOTクリフトンは、今日も、予想された以上の練習参加。どちらかというと、ヒザの靭帯断裂から復帰のタウシャーの方が、本来の動きからは遠いようだ。
- ボナメイゴSTコーチは、ジャガーズ時代から相手キックの際のブロックが得意?で、グリーンベイでもこのところ熱心にブロックの練習をさせている。
- 毎年恒例の、門限延長を賭けたオフェンス陣VSディフェンス陣の勝負。今年の種目は、どちらのラインマンが先にパントをキャッチできるか。最初に進み出たOTタウシャーとDTピーターソンはどちらも2回ずつ失敗。2組目のCフラナガンとDEバジャ=ビアミラの勝負で、バジャ=ビアミラが一発でキャッチを決め、ディフェンス組が門限延長を勝ち取った。「良いリターナーがいないか探していたのだが、あのグループの中にはいなかったな」とシャーマンHC。
- 体調が回復してきたDTクリディアス・ハントは、土曜日にも練習に復帰の予定。
- WRロバート・ファーガソンが前日の練習で尾骨を打撲し、金曜日の練習を休んだ。
- DEチューキー・ウォコーリーが、6月のミニキャンプを休む原因になったヒザの外側側副靭帯を再び痛めてしまい、退場。これはかなりマズイかも。
- RBアダム・テイトがヒザをひどく痛め、カートで退場。しかし検査の結果、心配されたほどひどくはなく、捻挫だった。長くて数週間かかる可能性はあるが、手術をするほどではないとのこと。