グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年7月25日

OTアール・ドットソンが引退を発表

長い間先発右タックルを務めたOTアール・ドットソンが正式に引退を発表。まだ32歳と、OLとしてはまだ若いが、度重なる椎間板ヘルニアやヒザのケガが選手寿命を縮める形になった。2000年シーズン序盤のケガで、ルーキーだったタウシャーに先発の座を譲った彼は、昨年タウシャーの代役として再び11試合に先発するが、終盤になって腰痛が再発。ルーキーのケヴィン・バリーが代役出場しなければならなかった。今春は完全にチームの構想から外れたが、他チームと契約せず、生涯一パッカーとして引退することになった。

1993年のドラフト3巡でパッカーズ入りしたドットソンは、3年目の1995年から先発右タックルに定着し、二度のスーパーボウル出場に貢献。10シーズンで120試合に出場、先発は88試合。プロボウルには一歩及ばなかったが、パワフルなブロッキングでオフェンスラインを支えてきた。腰やヒザの持病のほかに頻繁な偏頭痛や強度の乱視もあり、なかなかタフな現役生活だったといえる。人柄は温厚で、やや時代遅れといっていいほどモラルが高く、チームへの忠誠心の高いラインマンだった。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player