グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年7月13日

LBトランス・マーシャルが4試合の出場停止に

LBトランス・マーシャルが二度目の薬物違反(ステロイドなどではなく麻薬系)を犯し、NFL側から4試合の出場停止を申し渡された。トレーニングキャンプおよびプレシーズンゲームは全て出場可能。しかし最後のプレシーズンゲーム直後の8月29日(金)から、第4週の9月29日の@シカゴ戦が終了するまで、チームに帯同することは許されず、チーム施設の利用、チーム関係者との接触まで全て禁止される。その間のサラリーも支払われない。

マーシャルは、オクラホマ大から2001年のドラフト3巡指名でグリーンベイにやってきたが、ドラフト前のスカウティング・コンバインで最初の陽性反応が検出されており、つまりプロ入りの時点で"ワン・アウト"の状態だった。今回 "ツー・アウト"となった彼は、次に違反を犯すと自動的に一年間の出場停止処分となる。パッカーズの選手に出場停止処分が下されるのは、一昨年のDTクリディアス・ハント以来。

チームを通じて発表した声明の中でシャーマンHCは、「6月のミニキャンプ終了後、マーシャル自身が専門家の助けとカウンセリングを求めた。それが彼の人生を軌道に戻す助けになればと期待している。彼が自分自身をこのような状況に追い込んだことに、もちろん私は失望している。しかし彼が、回復のために必要な行動をとったことには満足している。チームメイトやコーチたちは彼が完全に回復するために、出来る限りのサポートをするだろう」と語っている。

カテゴリ : Player, Scandal