JS Onlineによると、DEカビーア・バジャ=ビアミラの契約は、$11ミリオンの契約ボーナスを含む、総額$37.3ミリオンの7年契約。4年目からサラリーが跳ね上がる、典型的なバックロード型のため、「実質的には3年契約で、4年目あたりで契約の見直しをするだろう」という見方が強い。ベースサラリーのうち、最初の3年間は"Guaranteed Money"(たとえ解雇されても支払いが保証される)なので計算がややこしいが、今年のキャップ額は$2.22ミリオン、'04年が$2.92ミリオン、'05年が$3.57ミリオンになるらしい。
Kabeer Gbaja-Biamila Contract | |||
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Year | ベースサラリー | "Guaranteed" | ロースターボーナス |
2003年 | $ 650,000 | $ 650,000 | |
2004年 | $ 675,000 | $ 675,000 | $ 675,000 |
2005年 | $ 1,000,000 | $ 925,000 | $ 1,000,000 |
2006年 | $ 3,850,000 | ||
2007年 | $ 5,000,000 | ||
2008年 | $ 6,150,000 | ||
2009年 | $ 7,300,000 |
DEバジャ=ビアミラとLBディッグスの契約について、「RFAとして、もう1ランク上のオファーをしておけばすんなり引き留められたものを、目先の金をケチったばかりに結局高くついた」 と否定的な意見が最初は多かった。しかしこのところ、「RFAとして1年契約で引き留めたとしても、どちらにせよ契約延長は必要だったし、2人ともそれに値する選手だ。払い過ぎのリスクはあるけれど、今年大活躍したら、来年はさらに値段が高騰したかもしれない。結局2人とも流出は避けられたのだし、冷静に考えれば、パッカーズのディフェンスはそうひどくなっていない」 というような肯定的なコラムがいくつも出てきた。
交渉担当アンドリュー・ブラントによると、現在のパッカーズのサラリーキャップの空きは約$3ミリオン。また2人と契約するに当たって、誰か他の選手の契約を組み直したというようなことはない、とのこと。