グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2003年2月28日
東部時間の2月28日午前零時から、NFLは実質的な新年度と言ってもいい。この日から新しいサラリーキャップ($75.007ミリオンということになったらしい)が適用される。そのため、どのチームも限度額以内に抑えようと、高給取りを解雇したり、契約を見直したり、懸命の努力を続けている。すでに多くの大物が解雇された(リストはこちら)。
- トランジション指名を受けたDTクリディアス・ハント。今のままでは$4.689ミリオンの1年契約ということになり、サラリーキャップへのヒットが大きすぎるため、長期契約の交渉が精力的に続けられている。高額の契約ボーナスが交渉の焦点となっているようで、ぎりぎりまで予断を許さない。
- ハントとの交渉が続く一方で、DEヴォニー・ホリデイとの交渉はもう行っていないらしい。このまま28日からフリーエージェントとなる見込み。
- CBタイロン・ウィリアムズもホリデイと同様。
- WRテリー・グレンに、「トレード先を探しても良い」との許可を与えたのは本当だったようだ。しかし普通、そのような状態の時にトレードを名乗り出るようなチームはなく、欲しければ解雇されるのを待っていればよい。このままグレンは解雇されるのでは、という見方が強まっている。
- Cフランク・ウィンタースの今年のサラリーは$2ミリオンになっているが、ベテラン最低年俸(彼の場合75万ドル)へのサラリーカットを受け入れてくれるものと見られている。ひょっとすると解雇される可能性もある。
- QBファーヴの契約を見直して、今年のキャップ額を減らすこともあり得るが、あまりやりすぎると、引退した時のキャップへの打撃が大きくなってしまう。できれば避けたい、というのが交渉担当アンドリュー・ブラントの口癖だ。