グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年2月25日

スカウティング・コンバイン

18日から1週間にわたって、NFLのスカウティング・コンバインがインディアナポリスで開催された。330名ほどのドラフト候補生が招待され、極めて綿密な健康診断、身体検査、体力測定、そして各チーム首脳との面接。ドラフト候補生たちは少しでも自分の価値を上げようと奮闘し、各チーム首脳は、これから巨額の投資をする相手がどのような人間か、ケガの状態はどうか、事細かにチェックする。

コンバインの運営について、今年から変更になったのは以下の2点。まずは期間が5日間から7日間に延長されたこと。もうひとつは、面接のやり方だ。これまでは、各チームが好きな選手を勝手に呼び出して面接を行っていたが、これではどうしても混乱は避けられない。深夜に呼び出されて面接を行った選手でも、翌朝6時に起こされてワークアウトに参加せねばならず、そのような理由で「ベストの体調で臨めないから」 と体力測定の方はパスする選手も多かった。

そのような混乱を少しでも減らすため、今年からは、各チームが予め、最大60名までの「面接希望リスト」をリーグに提出し、それをリーグ側がまとめて、各選手の面接予定を立てるシステムになった。これで各チームのスカウトも、選手を探してホテルじゅうを走り回らずに済むようになった、というわけだ。とはいっても、有力選手が(条件を整えやすい)自分の大学でのワークアウトを選択することが多い、という傾向には変わりはないようだ。

カテゴリ : Draft