グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年2月21日

ロン・ウルフがQB評価の手助け

GMを引退して2年近く、"consultant"という肩書きでパッカーズに籍を残しているロン・ウルフ。これまではそれらしい仕事はしてこなかった彼だが、先週はグリーンベイに滞在し、QBのドラフト候補生たちのビデオを5日間にわたって見まくって評価を行ったようだ。ご存知の通り、シャーマンHC/GMは「ファーヴの後継QB探しが今オフの最重要課題のひとつ」と公言しており、ドラフト1巡でのQB指名を予想している専門家も多い。

今回のグリーンベイ滞在の目的に関して、QBたちを評価することが目的だった、とウルフ本人が率直に認めた。「私は、その一部を担ったに過ぎない。シャーマンHCから、そうするよう依頼されたのだ」とウルフ。シャーマンHC自身はこれについてコメントしていないが、ハーラン社長は「彼に頼るのは賢いやり方だと思うね。これまでのQB選びの実績を見ればわかる」と話している。ウルフ自身は、かつて「QBを選ぶのが一番難しい」と話したことがあるが、これまでにタイ・デトマー、ブルネル、ハッセルベック、アーロン・ブルックスをドラフト下位から発掘した実績がある。

どうやらQB評価以外は今回の任務ではなかったようで、ドラフト全体、そしてパッカーズの現状については、気楽に話してくれている。「まずなによりも、ラインバッカーが必要だ。爆発的な力を持った、真のディファレンス・メーカーがね。そしてコーナーバック。あとはそれからだ。オフェンスについては、十分な戦力が揃っていると思うが、ディフェンスは立て直しが必要だ」

カテゴリ : Coach/Front Office