グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年2月 3日

ボブ・ハーラン社長はあと4年続投の決意

1989年の就任以来、大きな功績を残してきたボブ・ハーラン社長兼CEO。現在66歳の彼にとって、今年夏の新ランボーフィールド完成は大きな節目になるが、2007年まで社長の座に留まるつもりであることを明らかにした。「健康状態さえ許せば、球団規則で定める70歳まで続けたいと思っている」とハーラン社長。これまでの実績から言って、本人がやりたいと言えば反対する者はいない。

彼がアシスタントGMとしてグリーンベイにやってきたのは1971年のこと。'88年に上級副社長となり、翌'89年に社長となった。'91年にロン・ウルフをGMとして招き、名門復活の基礎を作ったことが第一の功績。そして今回のランボーフィールド大改装にあたっては、州政府や議会との折衝や、住民投票など、市民球団だけに大変な労苦が伴った。その他にも、'94年にミルウォーキーでのホームゲームを廃してグリーンベイ一本にしたこと、'97年の新株の発行、室内練習場"Don Hutson Center"の建設など、パッカーズが近代的なフランチャイズに脱皮するのに大きな役割を果たした。

彼が退任する場合、 理事会が新しい社長を選任することになるが、ハーラン社長の強く推薦する人物がそのまま選ばれる可能性が高い。上級副社長であり、新ランボーフィールド建設の実際の指揮を執っているジョン・ジョーンズが、後継者となることが予想されている。

カテゴリ : Coach/Front Office, Team/Organization