グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年1月27日

元WRジェームズ・ロフトンが殿堂入り

70年代末から90年代にかけて活躍した名WRジェームズ・ロフトンが、殿堂入りすることになった。彼は1978年、ドラフト1巡6位でパッカーズ入り。16年のうち、パッカーズで9年、レイダーズで2年、ビルズで4年、そして最後の年はラムズとイーグルス。サイズとスピード、キャッチ力を兼ね備えた理想的なレシーバーで、通算764回14,004yds、75TD。プロボウル選出8回。

パッカーズ時代の通算9,656ydsはドン・ハトソンを抜いてチーム記録。また、パスキャッチ595回はスターリング・シャープに次ぐ記録。「間違いなく、ドン・ハトソンが、グリーンベイでプレーした最高のレシーバーだよ。誰かがスターリング・シャープに知らせに行かなきゃね。『君は3番目だ』って」とロフトンは笑う。

パッカーズ史上20人目の殿堂入り選手となったロフトンだが、8月3日の式典では誰にプレゼンターを頼むかはまだ決めかねている。彼にとって最初のヘッドコーチだったバート・スター(QBとして殿堂入り)に頼むか、スタンフォード大でQBをしている長男のデイヴィッドにするか。ロフトンはパッカーズでだけでなく、三度のスーパーボウル出場を果たしたビルズでの思い出も大切にしていて、そのため所属チームへの偏りがないように、息子にプレゼンターを頼む方に気持ちが傾いているようだ。

「僕は9年もグリーンベイで過ごしたし、バッファローでは4年間でたくさん勝つことができた。(敗れた)スーパーボウルの最後で、スコット・ノーウッドのFGを見守った時の、マーヴ・リーヴィHCと手を取り合った感触は、いまだに手に残っている。だからあの4年間は僕にとって特別なものだ。ラムズで1ヶ月、イーグルスで10週間を過ごした引退の年も、QBブリスターからの、僕の最後のパスキャッチによって、延長戦の勝利を決めるFGをお膳立てすることができた。僕はそれら全ての思い出を、大切に思っているんだ」

(今年殿堂入りが決まった5人についてはこちら

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