グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年1月23日

アシスタントOLコーチがビルズへ

アシスタントOLコーチのパット・ルーエルが、ビルズのOLコーチとなることが決まった。ルーエルは現在52歳。マイアミ大でガードをプレーした後、母校のアシスタントとしてコーチのキャリアを始め、25年間にわたって有力大学のOLコーチやオフェンシブ・コーディネーターを務めた。NFLでは'00年にライオンズのOLコーチを務めたものの、ボビー・ロスHCの辞任に伴い、彼も1年かぎりで辞任。翌'01年からパッカーズで、ラリー・ベクトルOLコーチのアシスタントとなっていた。

主に若手ラインマンの指導を担当してきたパット・ルーエル。ドラフト外ルーキーのOTケヴィン・バリーが3試合の先発を無難にこなすことができたのは、大きな成果だった。「グリーンベイ・パッカーズでコーチすることができるのは、一生に一度あるかないかのチャンスだった。そして今回も、非常に優れたチームで働ける大きなチャンスだ」とルーエルは期待を語る。「彼がいなくなるのは本当に残念だ。彼は非常にハードに働くし、善良な心の持ち主だ。ビルズでもきっと素晴らしい仕事をするだろう」とベクトルOLコーチ。

ルーエルがいなくなったあと、後任のアシスタントを雇うのか、今のままラリー・ベクトルOLコーチ1人だけで行くのかは、まだはっきりしない。そのベクトルOLコーチは現在60歳の大ベテラン。3年契約がもうじき切れることになっているが、すでにチーム側から契約延長のオファーがあったようで、再契約は「99.99%間違いない」と本人は語っている。

カテゴリ : Coach/Front Office