グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2003年1月 8日

QBファーヴの記者会見

ファルコンズ戦の直後から引退の噂が流れ始め、ついには前夜、ブレット・ファーヴは妻ディアナからも「私の知らないことを発表するんじゃないでしょうね」と訊かれ、父からも同様の電話がかかってきた。おそらくESPNのクリス・モーテンセンの憶測記事から始まった2日間の騒動は、ファーヴ自身による記者会見によってようやくピリオドが打たれた。

「僕がショックを受けているのは、勝ち進めなかったということだ。しかし僕はまだ自分の最高のレベルでプレーできると感じているし、来年も帰ってくる。来年我々がスーパーボウルを争えない理由は見当たらない。今僕は素晴らしいプレーができている。このチームにはチャンスがあるし、僕は楽しんでる」

「過去2年間の自分のプレー内容には勇気づけられている。若い選手たちのプレーや、このチーム組織が勝利のために毎年正しい判断を下していること。だから来年もプレーすると決めるのは簡単だった」とQBファーヴは語る。「ケガ人の数や新人がプレーしたことを考えれば、希望は大きい。ケガさえなければ来年はずっとよくなると思う。ケガがあったとしても、今年はそれを乗り越えてきた。そうでなければチャンスがなかったような選手もプレーした。それがどんな効果を生むか、時間がたてばわかる」

プレーコールについての批判があると知っているとは認めたものの、シャーマンHCとロスリーOCのゲームプラン、そしてロスリーOCのプレーコールについては全く不満を表さなかった。「僕は長い間先発QBを務め、5人のQBコーチ、3人のヘッドコーチと一緒にやってきた。だから自分の意見を言うのは簡単だろう。でもそんなこと何の役にも立たない。僕の仕事はクォーターバックで、コールされたプレーをするだけだよ」

今の彼にとっては、家族がより大切になってきているのは周知の事実だ。家族と話し合ったとき、家族の誰もが現役続行を勧めたという。妻のディアナについて、「彼女は常に『貴方のしたいことをしましょう』という姿勢なんだ。僕に望むのはただ、正しい決断をしてほしい、ということだけ。もちろん彼女は超ポジティブなタイプだから、『来年はきっとスーパーボウルを勝つ。そして貴方は素晴らしいプレーをする。きっとMVPが獲れるわよ!』って言われたよ」とファーヴは語る。「長女のブリタニーも、来年そして2年か3年はプレーすべきだと言うんだ。家族の誰もが僕にプレーしてほしいと思っている。僕自身もそう思っている」

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