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Packers - Bears Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年12月 3日
- ビデオ・ハイライトはこちら。
- QBファーヴはこれで華氏34度(1℃)以下の試合で32勝0敗。ベアーズに対して通算18勝4敗。
- 実は、先週のスペシャルチーム練習では、ベアーズのフェイクパントやフェイクFGを警戒し、いろいろなパターンに準備していたパッカーズ。それにも関わらずフェイクFGからタッチダウンを許してしまった。LBアーラカー、ホールダーのPメイナード、Kエディンジャーの全員が右に走り出し、パッカーズがそれに反応した瞬間、メイナードから、逆サイドに走るTEライマンにショベルパス。ライマンは1stダウンどころかラクラクとエンドゾーンへ。「私の知る限り、あれはベアーズにとって初めてのプレーだったと思う」とシャーマンHC。
- レシーバー陣は新加入の選手が多く、寒さの中でのプレー経験が少ない。そのため、パッカーズは土曜日の軽い練習(フォーメーションチェックなど)を屋外で行った。この時期のパッカーズには珍しいことだ。特にフロリダ州立大出身のルーキーWRウォーカーは、寒さにブツブツ言っていたらしい。
- その準備の甲斐もなく、この日のWR陣は落球が非常に多かった。ドライバーが2回、グレン、ウォーカー、ファーガソンが少なくとも1回ずつ。しかしテリー・グレンの2回のパスキャッチはどちらも素晴らしいもので、QBファーヴも称賛を惜しまない。「両方とも、信じられないキャッチだった。試合途中までは、『グレンは出場しているのか?』と思う人もいたはずだ。でもあのキャッチのあとでは、そんな人はいなかっただろうと思う」
- 南西からの風が強かったこの試合。第2Q、ベアーズ陣28ヤードでの4thダウン6。南エンドゾーンに向かって46ydsのFGを蹴ることができず、仕方なくギャンブルしてWRドライバーへのパス失敗に終わった。
- ベアーズのQBミラーは、以前から右ひじの腱を痛めていて、練習でさえほとんど投げられない状態。当然ゲームプランにも大きく影響し、10yds以上のパスは非常に少なかった。試合終了間際には、遠投できないミラーに代えて控えQBのヘンリー・バリス(元パッカーズ)を投入し、ヘイルメリーパスを成功させた。
- そのQBバリスはキャリア初のTDパスだった。しかし負け試合とあっては喜べない。「こちらが勝っていたら素晴らしかったんだけど。その試合で僕がプレーして、ビッグプレーをしていたら。でも今年は彼らがスーパーボウルを勝ってほしいと願っているよ。友達がたくさんいるからね」
- DEバジャ=ビアミラは、12月8日が妻の出産予定で、もし重なればヴァイキングス戦の欠場も辞さないと語ってチーム内にも波紋を広げていた。しかし日曜日の未明に無事男の子が産まれた。
- 先週一杯を病院で過ごしたLTチャド・クリフトンは、土曜日に退院を許され、ベアーズ戦は自宅で観戦することができた。まだ自力では歩けず、歩行器の助けが要る。かなりの痛みがあるが、それでも先週はじめと比べるとかなり痛みは和らいでいるとのこと。パッカーズは今週中にもクリフトンをインジャリー・リザーブ(今季の出場は不可能)に入れることが予想されている。
- ベアーズ戦の第3Qにヒザを痛めたRBアーマン・グリーンは、ヒザ頭を強打したことによる打撲のようだ。いったん退いてX線検査をしたが、第4Qには復帰して一度だけプレー(1ydsラン)。やはりまだ無理だったようで、足をひきずって再び退場。あとは好調のフィッシャーに任せた。今週はさらに検査する予定。
- CBタイロン・ウィリアムズは、もともとハムストリングを少し痛めていたが、第4Qにそれを悪化させてしまい退場。代わりはCBマクブライドが務めた。次のヴァイキングス戦の出場は微妙。
- 足首の捻挫のため、ベアーズ戦は大事を取って休んだDTギルバート・ブラウン。ヴァイキングス戦への出場は大丈夫そう。
- WRテリー・グレンはダイビング・キャッチをした際に胸を強打し、一時的に息が出来なくなって退いたが、すぐに復帰。PRダリエン・ゴードンも胸部を打撲したが、その後復帰している。