過去の記事 |
2002年 >
11月 >
Thanksgiving Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2002年11月30日
- この木曜日は感謝祭。午後を家族と過ごせるよう、マイク・シャーマンHCは練習を午前中に移し、練習時間もやや短めに。コーチたちも、感謝祭の午後を休むため、水曜日の夜にたっぷり残業してある。
- 午前中の練習が終わった後、選手やスタッフ全員が集まり、ひざまずき、輪になって祈った。シャーマンHCに命じられて祈りの言葉を捧げたのは、元エースRBのエドガー・ベネット。彼はいま球団スタッフであると同時に、牧師でもあるのだ。「私はただ、私や我々みんなが持っているもの全てに感謝している。それが私の考え方だ。祈りの輪の中で、私は、我々のようには恵まれていない人々のために祈った。ただ心を込めて話しんだ。素晴らしい経験だったよ」とエドガー・ベネット。
- 選手やスタッフも、解散すると家族と過ごすために急いで家に帰った。ベクトルOLコーチやRGリヴェラたちは、グリーンベイ市内の病院に入院中のLTクリフトンを見舞った。「水曜日の夜に初めてシャワーを浴びさせてもらったことをすごく喜んでたよ。彼はとても明るく、ポジティブな様子だった」とベクトルOLコーチ。
- フラナガン、ウォール、ウィンタースなどOL仲間は、すでに水曜日の練習後にクリフトンを見舞いに訪れた。クリフトンの新妻キャンディがずっと彼のそばに付き添っている。
- 木曜日の練習には、CBウィリアムズ、CBマクブライド、RTドットソンが復帰。DTブラウンとDEホリデイはこの日も練習を休んだ。DEホリデイは、ヒザの腫れがひくのを待っているためで、ベアーズ戦への出場は問題なさそう。足首を捻挫しているギルバート・ブラウンは、まだ足を引きずっており、出場はかなり微妙。
- 大量のケガ人が出た第5週ベアーズ戦の直後から1ヶ月半にわたって、シャーマンHCは練習を記者たちに非公開にしてきた。しかし今週から、再びメディアに練習を公開。おそらく、連敗したためにムードを変えたい、ということだろう。
- 本来はセンターのマイク・フラナガンは、ケガ人が出る度に、右ガード、そして左タックルをこなしてチームを支えている。彼の能力の高さをたたえるシャーマンHCは、「彼が大学時代に、素晴らしいコーチがいたんだ。君たちはそのコーチを知らないかもしれないが。たった1年だけだったが、そのコーチのおかげで今の彼がいるんだ」と語る。実は、フラナガンのUCLA時代に、シャーマンHCが1年だけUCLAのOLコーチだったからで、つまりこれはジョーク。
- 第5週のベアーズ戦で154ydsを記録して以来、100ydsゲームを経験していないWRテリー・グレン。シャーマンHCは、WRたちよりも、ラン攻撃の不振がパス攻撃にも影響している、と語っている。
- DEカビーア・バジャ=ビアミラの妻アイリーンは、12月8日が初めての子供の出産予定日になっている。バジャ=ビアミラは、もしヴァイキングス戦と出産が重なれば、自分は妻のそばにいるかもしれないことを示唆した。'96年のWRドン・ビービも似たような発言をしたが、幸い試合よりも2日早く生まれたために欠場は避けられた。