グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年9月14日

DEホリデイとの交渉を打ち切り

春から続いてきたDEヴォニー・ホリデイとの契約延長交渉は結局合意に至らず、残念ながら交渉は打ち切りとなった。最も根本的な部分、「彼の価値をどう評価するか」という点において、両者の意見の開きがあまりにも大きかったようだ。このまま交渉が再開されなかった場合、ホリデイは来春フリーエージェントとなる。「プレーには全く影響は出ないと思う。彼は自分がなすべきことをわかっている。彼はチームがスーパーボウルに行くためにプレーするだろう。パッカーズの成功と、彼自身の成功とは全く矛盾しない」と代理人。

伝えられているところでは、ホリデイ側は、この春DEジョー・ジョンソンがパッカーズと結んだ「契約ボーナス$6.5ミリオン含む$33ミリオン」に近い額を要求していたと言われ、パッカーズ側は、最近契約延長したDEアーロン・スミス(PIT)の総額$25ミリオンと、DEマイク・ラッカー(CAR)の総額$23.3ミリオン(どちらも5年契約)の中間ぐらいをオファーしていたと言われている。

今シーズン中に、ホリデイの大活躍によってチーム側が評価を見直すなど、交渉が再開される可能性も残されてはいる。 逆にもし彼が大ケガをした場合、商品価値が大きく下がってしまうというリスクも、ホリデイは抱えることになる。またパッカーズ側は、彼を来春フランチャイズ・プレイヤートランジション・プレイヤーに指名して、移籍を防ぐことも可能だが、その場合、サラリーキャップへの痛手も非常に大きくなる。

カテゴリ : Contract/Personnel