グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年6月 2日

RBブルッキンズの契約について

パッカーズと契約したばかりのRBジェイソン・ブルッキンズだが、やはり2番手RBを確約されたわけではなかったようだ。水曜日にグリーンベイを訪れてワークアウトを行ったブルッキンズに対し、パッカーズはすぐに契約交渉を開始。なんと契約ボーナスなしの2年契約に成功した。ブルッキンズの代理人は「2番手に決まったわけではないが、私が得た情報では、レヴェンズはもう戻らないのではないか」と語る。また、グリーンベイの他にもタンパベイやバッファローからも誘いがあった、とのこと。

解雇される直接の原因になった体重オーバーの問題だが、昨年は235ポンドだったのが、レイヴンズのミニキャンプに現れた時は252ポンド。それがビリックHCの怒りを買った。しかし代理人は「去年の実際にプレーしていた時期の体重は245ポンドだった。だから今だってそれほど増えているわけではない」と主張している。

ブルッキンズはLane College出身の26歳。2000年にドラフト外ルーキーとしてレイヴンズ入りしたが、最終ロースターに残ることができず、シーズン中はレイヴンズ、レイダーズ、ジャガーズのプラクティス・スクワッドを渡り歩いた。そして昨春、NFLヨーロッパでプレーしたあと、再びレイヴンズでチャンスをつかんだ。

大型のパワー・バックであるブルッキンズと契約したのは、フルバックの控えとしてもアテに出来る、とパッカーズ側が判断したからのようだ。ドラフト4巡指名のダヴェンポートがヘンダーソンの控えになるはずだったが、足の骨折からの復帰が遅れ、来週のミニキャンプには参加できない見通し。ブルッキンズを確保しておけば、今後ダヴェンポートが再手術をするようなことになった場合の保険にもなる。

またブラント交渉担当によると、パッカーズは今でもRBレヴェンズとの再契約を目指している、とのこと。しかしその金額はベテラン最低保証年俸あたりでしかないようで、レヴェンズ本人は他チームと契約する方に気持ちが大きく傾いている、という見方が支配的になりつつある。

カテゴリ : Contract/Personnel