グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年3月12日

WRフリーマンの残留が絶望的に

昨季終了以来ひさびさに記者たちの前でコメントしたWRアントニオ・フリーマンは、パッカーズから要求されていた$3.3ミリオンものサラリーカットを拒否する、と明言した。「$4.3ミリオンから$1ミリオン下げてくれ、っていうならわかるけど、$1ミリオンまで下げてくれっていうのは理不尽だ」とフリーマン。「新しい選手に$7ミリオンも払って迎え入れるのに、こっちのベースサラリーを$1ミリオンにしてほしいなんてさ」とWRグレンの契約ボーナスの額に関しては何か勘違いしているようだ。

「チームはテリー・グレンを獲得した。彼らにとっては良かったと思う。でも同時に、僕にとっては、去る時がきたってことだよ」とフリーマンは心を決めた様子。「オフェンスの中の僕の役割は、サラリー同様に減るだろうし、それは自分にとってうれしいことじゃない。金の問題じゃないんだ。自分が幸せかどうかってことなんだ。NFLに$4.3ミリオンの2番手WRなんていやしないし、僕はサラリーカットを受け入れるつもりはない」

「グリーンベイではたくさんのことを成し遂げることができた。ドラフト3巡、全体95番目でNFL入りして、誰一人僕がここまで出来るなんて思わなかったはずだ。グリーンベイの日々を振り返ってみて、何ひとつ後悔するようなことはない。良かったことも悪かったことも」

残念ながらこれでフリーマンの解雇は決定的。問題は6月1日以前に解雇するか、以後に解雇するか。6月1日以前に解雇した場合、契約ボーナスの残り年数分を一度にサラリーキャップに計上しなければならないため、実際今年のサラリーキャップにはほとんど助けにならない。6月1日以後に解雇した場合は、今年$4.3ミリオンの空きができるかわりに、来年のサラリーキャップを大きく圧迫することになる。

カテゴリ : Contract/Personnel