グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2002年1月 8日

DEストレイハンのサック記録

9点差に追い上げたジャイアンツもオンサイドキックが失敗に終わり、残り2分46秒。リードするパッカーズが1stダウンからパスプレーを選択するはずもなく、DEマイケル・ストレイハンのシーズンサック記録の希望は潰えたかに見えたその時。左オフガード?に走るRBグリーンにハンドオフすると見せかけてQBブレット・ファーヴは右にブーツレグ。当然DEストレイハンは目前に迫っていて、QBファーヴは自分から身を横たえ、ストレイハンはそれに覆いかぶさるだけで極めて容易なサックを記録した。「僕は彼らのハドルにいたわけじゃないから、彼らのプレーコールを知るはずがない。僕は目の前で起きたことに反応しただけだよ」とDEストレイハン。

どうやらこれはQBファーヴの独断で行ったストレイハンへのプレゼント、というのが真相らしい。本来のプレーコールは当然RBグリーンのラン。シャーマンHCは一瞬激怒したようだし、ロスリーOCも基本的にノーコメントで、「あえて言うなら、ファーヴがハンドオフをミスったんだろう」とのこと。NYGのOTローマス・ブラウンも、「パッカーズのオフェンシブラインが不満を言っているのが聞こえたよ。だってそれまで彼らはひとつもサックを許してなかったんだからね。

ジャイアンツのファセルHCも、これがQBファーヴからのプレゼントだとわかったようだ。だからその返礼として、3つ残っていたタイムアウトを一つも取らずに流したのではないか、という見方が広がりつつある。

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