グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年12月21日

Sスコット・フロストと契約

パッカーズはフリーエージェントのセーフティ、スコット・フロストと契約した。フロストは今年で4年めの26歳。身長6フィート3インチ、体重219ポンドの大型セーフティ。ジェッツにドラフト3位指名されて3年間プレーしたが今年の夏にカットされ、今季はブラウンズでプレー。どちらのチームでも主にスペシャルチーマーとして活躍してきた。大学時代はネブラスカ大(つまりアーマン・グリーンと同僚)でQBを務め、4年時にはパス1000ydsとラン1000ydsを同時に達成したという変わった経歴の持ち主。

フロストは12月10日にブラウンズを解雇されたばかり。ブラウンズがフロストを解雇したのは、なんと元パッカーズのクリス・エイキンズを獲得するため。結果として両チームはスペシャルチーマー同士をトレードしたことになる。ブラウンズ戦直前の契約のため、「単なる偵察目的で元ブラウンズを獲得しただけでは?」という見方もあるが、シャーマンHCもフロスト本人も全面的に否定している。また、パッカーズは現在ロースター上に2人のQBしか残していないが、彼を獲得したことで、ファーヴとピダーソンの両方がケガに倒れた場合の「エマージェンシーQB」としても多少は(シュレーダーと比べれば)アテになる。

腰を痛めてタイタンズ戦を欠場したLBクリス・ギジーは、水曜日に関節鏡手術を行った。フロストと契約するため、ギジーはインジャリー・リザーブ入り。これで今季は出場できない。

ネイト・ウェインに続くクリス・ギジーのケガで、今週のパッカーズはラインバッカーを探していたのだが、コーネリアス・ベネットを招いてワークアウトを行った結果「戦力としては期待できない」との結論に達し、その他にもめぼしいLBはいない、と判断してフロストとの契約を選んだ模様。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player