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Packers - Titans Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2001年12月18日
- LBクリス・ギジーは試合中ではなく、試合開始直前に背中(腰?ギックリ腰みたいなものか?)を痛めた。そのため急きょルーキーのトランス・マーシャルが代わりにプレーすることに。痛みが脚まできているギジーの様子からして椎間板に問題があるという見方もあるが、とにかく詳しい検査を待たねばならない。
- 代役の代役となったマーシャルは本来ミドルLBであって、ストロングサイドLBの準備をした時期はあったが、ウィークサイドLBの経験は非常に少なく、それを考えればまずまずのプレー。しかし準備不足は否めず、「活躍した」とはとても言えない。特にパスカバーに難があった。
- 本来のスターター、LBネイト・ウェインは、今度のブラウンズ戦も出場は無理そう。
- ランはチーム合計29yds。シャーマンHCの就任以来最低の数字。一方タイタンズのRBスキップ・ヒックスはキャリアハイの142yds。
- やはり欠場したロッサムの代わりのリターナーは、キックオフがRBレヴェンズ。パントはフリーマン。第1Qには今季最高、29ydsのパントリターンを見せた。
- 第2Qの終わりの4thダウン29には、タイタンズのパンター、ヘントリックがフェイクパントからパスを投げたが、パッカーズも警戒して通常のディフェンス陣が待ち構えていたため、かろうじてパスキャッチを防ぐことが出来た。
- ふがいないキックオフで問題になっていたKロングウェル。しかし今回は4度のキックオフで、相手キャッチ地点が、敵陣6yds、アウトオブバウンズ、タッチバック、敵陣4ydsとまずまず良かった。キックオフのアウトオブバウンズは反則となり敵陣40ydsからの攻撃となってしまうため大失敗だが、シャーマンHCは「あれはサイドライン際に蹴るよう指示した我々にも責任はある」とかばっている。
- DEカースとの対戦でかなりやられたように見えたLTクリフトンだったが、コーチ陣はクリフトンのプレーには満足しているようだ。シャーマンHCは「カースはまさにプロボウル級のプレーをした。クリフトンを助けようと、TEやRBがブロックしてもカースはそれをものともしなかった」として、相手のプレーが良すぎたという評価。
- QBマクネアは、CBウィリアムズの側を意図的に攻めてきた。第2Q、QBファーヴがファンブルロストした直後のプレーでは、エンドゾーンのWRメイソンへのロングパス。有利な位置にいたのはCBウィリアムズだったが、彼の手からすり抜けたボールをWRメイソンに捕られてしまった。
- QBファーヴの最大の見せ場は、第4Qに13点差が開いてからのタッチダウンドライブ。2つの反則で自陣28ヤードでの3rdダウン24となってからのパスは唸りをあげる剛速球。見事にシュレーダーの胸に収まった。