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Packers 31 - 23 Ravens
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2001年10月15日
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Ravens (3-2) |
7 |
0 |
3 |
13 |
23 |
Packers (4-1) |
0 |
17 |
7 |
7 |
31 |
天気予報が大きく外れ、快晴の午後。風もそれほどではない。スタンドではシャーパー兄弟の両親が揃って応援している。母が弟ダレンのジャージー、父が兄ジェイミーのジャージー。
グリーンが最初のドライブでファンブルを犯し、しかもロングパスであっという間にTDを決められる最悪の立ち上がり。しかし2度目の相手ドライブで、サンタナ・ドットソンがサック&ファンブルフォースしてシエリーがリカバー。そこで流れが大きく変わった。予想通りランは出なかったものの、ファーヴが正確なパスを積み重ねて着実に得点し、最後までモメンタムを失うようなミスを犯さなかった。4Qの最後にはオンサイドキックを含めて2TDを許したが実質的には完勝。
ファーヴが今季最高のプレー。前週とは打って変わって、積極的にダウンフィールドにパスを投げ、判断もコントロールも完璧。BAL相手にインターセプトを1つもしなかったのも大きかった。先週はフリーマンの不満発言が物議を醸したが「次はフリーマンに投げる」と語っていた公約をファーヴが見事に果たした。27/34、337yds、3TDはまさにMVP級。
4Qにはかなり相手のランを許したが、すでに21点差がついて大勢は決していた。4Q最後はカニンガムが登場。ランパスともよく決まってTD。オンサイドキックも決まってもう1つTD。最後はオンサイドキックをフリーマンがキャッチしてめでたく試合終了。
- リターナーのロッサムは今日も出場せず。心配されたOTクリフトンは先発出場。その他スターターも欠場者なし。
- ショットガンを多用、そしてハードカウントを多用して(実際オフサイドを2回誘った)、相手ディフェンスラインの出足を弱める狙い。その効果もあってオフェンシブラインがしっかり頑張りサックは2回しか許さず。
- アーマン・グリーンのランが(予想通り)止められた今日はWR陣が素晴らしいプレー。特にフリーマン。1Q最初に1つか2つ、パス不成功(フリーマンのミスではない)に終わった時はブーイングが起きていたが、そこからの彼は完璧。結局パス9回138yds、1TD。お見事。
- シュレーダーは前半終了間際に足首を痛めていったん退場。その後足首をがっちりテーピングして後半途中には復帰できる状態だったが無理させず。その分ブラッドフォードとドライバーがそれぞれナイスキャッチを見せた。
- RBグリーンはラン20回54yds。1Qの最初に(久々の)ファンブルを犯したが、3Qには1ydsのTDラン。
- フランクスは2度のパスキャッチがどちらもTD。美味しいところ。
- サックはDTサンタナ・ドットソンの1つ(しかもファンブルフォース)だけ。バジャ=ビアミラは連続サックが途切れた。しかし全般的によくプレッシャーをかけて(最初のTDドライブ以外は)ガーバックにロングパスを許さなかった。
- 出場停止処分が明けて今季初出場のDTクリディアス・ハントは2タックルに加えファンブルリカバーも記録。ハントの代わりに試合当日の45人のロースターから外れたのはロッド・ウォーカー(DT)と思われる。
- ターンオーバーをファンブル1つに抑えたオフェンスに対し、ディフェンスは3つのターンオーバーを奪った。どれも自陣に入られた地点のもので、試合の流れを変えるビッグプレーとなった。
- レイヴンズがペナルティ10回85ヤードに対しパッカーズは6回29ヤード。
- 今日もスペシャルチームでは大きく負けている。カバーチームが何度もロングリターンを許したことと、自陣エンドゾーンからのパントをビドウェルが大失敗して自陣30ヤードまでしか飛ばなかったこと。オンサイドキックを成功させてしまったことなど。
- 1QにはDTギルバート・ブラウンが(どこかわからないが)ケガしていったん退くが、その後復帰して元気にプレー。LBナイル・ディッグスも同様。
- 試合の最後には太陽が出ているのに大雨。虹が見えた。