10対7とリードした4Q残り12分、敵陣31ヤード地点からの3rdダウン10。フリーマンのリバースプレーが5ヤードのロスに終わった時にその事件は起こった。プレーが終わりボールのない所でWRビル・シュレーダーがバッカニアーズのSデクスター・ジャクソンから背中にヒットを受けたのだ。明らかに相手の反則。しかしカッとなったシュレーダーは即座に振り向いて相手を突き飛ばしてしまった。
結果は両者アンスポーツマンライクコンダクトでペナルティは相殺。フィールドゴール圏内から離れてしまったパッカーズは当然パント。そしてタンパベイは次のドライブをオルストットの逆転TDランに結びつけた。
チームメイトは誰もシュレーダーを責めてはいないが、今までも同じような過ちを犯してきた本人はとても反省している。「僕の過ちだった。仕返しをしてしまった。普通、審判たちは最初のヒットは見ずに、やられたヤツが反撃する動きの方を見るものだ。あれはやっちゃいけないことだった」