グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年9月29日

ルーキーたちには忍耐の時

皮肉なことにチーム状態があまりに良すぎて、上位指名ルーキーたちの出番がない。1巡指名のDEレイノルズも2巡指名のWRファーガソンも、いまだに一度も試合当日のアクティブロースターに登録されたことがないのだ。パスラッシュが好調でリーグ最多の12サックを記録している状況では、わざわざレイノルズを頼らなくても良いし、ファーガソンは6番手WRなのでなおさらだ。

キャンプ中には、ファーガソンの練習への取り組み方についてQBファーヴが公に批判したり、ロスリーOCにも「ジュニアカレッジ気分が抜けてない」と言われたこともあった。ファーガソン自身は「そんなことは全くない」と否定しているが、ロスリーOCは「誰だって批判されればプライドが傷つくよ。でも彼はあれ以来、練習でも本当に良くやっている」と努力を認めている。「要するに今は、僕より上のWRたちがいいプレーをしているっていうこと。誰もが全くミスをしない時にのし上がるのは難しいよ」

LBネイト・ウェインがヒザを痛めてパンサーズ戦への出場が微妙なため、ドラフト3巡指名のLBマーシャルは初めてアクティブロースターに登録される可能性が出てきた。しかしまだプロのディフェンスに習熟したとはいえないマーシャルを使うのはリスクが高い。ストロングサイドのナイル・ディッグスの控えをしているK.D. ウィリアムズは3つのLBのポジションを全てこなせるということなので、更にケガ人が出たとしてもマーシャルよりもウィリアムズに頼るのが無難かもしれない。

マーシャルと同じく3巡指名のCBバウ・ジューは、KR/CBロッサムが欠場したため、レッドスキンズ戦で初めてアクティブ・ロースター入りした。

4巡指名のOGビル・フェラリオはいまだアクティブロースター入りが叶わず。

6巡指名のTEデヴィッド・マーティンだけが2試合ともロースター入りしている。それどころかパスキャッチ力を武器に、重要な戦術のオプションとしてダブルTE隊形で活用されはじめている。

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