グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年9月 6日

スペシャルチームの再編成

今年のパッカーズのキーワードのひとつは「連続性」と言っていいだろう。今年はコーチ陣の変更がないため戦術的に大きな変更がなく、オフェンス・ディフェンスともに多くのスターターが残留していて、昨季の最後を4連勝で終えたチームの勢いを持続しようとしている。しかしその点で唯一頭が痛いのはスペシャルチームコーチのフランク・ノヴァック。

先日ロースターカットされた選手の中には、昨年来スペシャルチームの中で中心的役割を果たしてきたSスコット・マギャラハンやFBマット・スナイダーが含まれていた。マギャラハンはスペシャルチームの中で2番目のタックル数を記録していたし、スナイダーはキックオフリターンやパントリターンの際の重要なブロッカーだった。そのため、ノヴァックSTコーチは彼らに代わる選手たちをピックアップして、短期間のうちにスペシャルチームの若手達をまとめあげねばならない。

今のところ、スナイダーに代わるブロッカーとして名前が挙がっているのは2番手TEデヴィッド・マーティンや3番手TEボビー・コリンズ。またT/Gバリー・ストークスもキックオフの際の優れたブロッカーだとノヴァックコーチは評価している。また、マギャラハンに代わるタックラーとしては、SエイキンズやC・ジッチ(LB)あたりが期待されているようだ。

また、アレン・ロッサムがパント・キックオフともにリターナーを務めているが、パントリターナーのバックアップとしてはSシャーパー、キックオフリターナーのバックアップはRBロンデル・ミーリーが務めるとノヴァックコーチは説明している。

惨憺たる成績だった一昨年と比べ、昨年のスペシャルチームはどのユニットもノヴァックSTコーチのおかげで大幅に成績を上げたが、それを今シーズンも持続できるかどうか。また、シーズン初めから活躍できるかどうかがチーム成績を左右する意外に大きなカギとなるかもしれない。

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