グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年9月 5日

スターターが全員(ほぼ)元気

それぞれの選手が、多少はケガの不安や痛みを抱えてはいるものの、それはどのチームでも同じこと。なにはともあれ、今年は予定されたスターター全員が開幕戦に出場できそうだ。鼠蹊部(脚の付け根)が治りきっていないLBナイル・ディッグスや、先週からチーム練習に復帰したばかりのDTサンタナ・ドットソンなど、不安な点を挙げればキリがないが、少なくとも去年よりは大分マシと言ってよさそうだ。ケガ人がいるといってもほとんどを"probable"とリストできるのは、ここまでケガ人に決して無理させず慎重にことを運んできた成果だろう。

月曜日は、パッドを付けない軽い練習ではあったが、スターター全員が顔を揃えた。ブロンコス戦での脳震盪以来、練習も試合も休んでいたWRフリーマンもついに練習に復帰。今のところライオンズ戦には出場の予定。DTサンタナ・ドットソンはまだ100%のパワーを取り戻してはいないものの、手術したヒザ上の状態はすこぶるよい。「この数週間、練習してもケガがぶり返すような徴候は全くないし、痛みは全くない。準備OKだよ」と自信を見せている。DTギルバート・ブラウンもRBレヴェンズも、慎重に慎重にキャンプを進めてきた甲斐あって、現在の状態は100%に近い(レヴェンズは左手の骨折のため、添え木を当てての出場にはなるが)。

一番不安なのはLBナイル・ディッグスだろうか。ディッグスはトレーニングキャンプのほとんどを休んだ上にプレシーズンゲームにも出場できなかった。これからのシーズンも、試合に出場できないほど悪化はしなくても、痛みと戦いながらの長いシーズンになりそうだ。控えのK.D.ウィリアムズとは実力差がかなりあるだけに、無理してでも出てもらわなくてはならない。

なお今日の練習を休んだのは、ルーキーのDEジャマール・レイノルズとWRロバート・ファーガソン、そしてハムストリングを痛めているKR/CBロッサムの3人だけ。レイノルズ(ヒザの捻挫)とファーガソン(脳震盪)はライオンズ戦を欠場することになりそうだが、ロッサムは出場の予定。

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