グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年8月18日

楽観的な展望を語るOTアール・ドットソン

このところ古傷の両ヒザの痛みに悩まされて、満足に練習ができないOTアール・ドットソン。6月のミニキャンプまでの出来では、かつての力を取り戻してタウシャーを圧倒するだろうと見られていただけに、周囲ももどかしさを隠せない。開幕スターターがかなり遠のいたどころか、数日前には悲観的なメディアが「このまま引退もありうるかも」という記事を載せるまでになってしまった。

しかし本人はいたって前向き。「ヒザの炎症で僕が引退だなんて的外れもいいところだ。99年には椎間板ヘルニアに耐えながら1シーズン出場した。ヒザの痛みなんてどうってことない」 しかも彼は昔から、ときおり襲う偏頭痛に絶えながらプロのトップレベルで活躍してきた。「はっきり言うけど、今のヒザの痛みは、たぶん僕のキャリアを通じて最も軽い痛みなんだ。とても気分がいいし、幸せだよ」

彼によると、元はといえばヒザの痛みは以前の椎間板ヘルニアのせいだと言う。腰をかばってプレーしているうちにヒザに負担がかかり過ぎたのだ。それだけに、ヘルニアの再発を防ぐためのメニューには細心の注意を払っている。「今はタウシャーがスターターだということは理解している。でもそのことに満足しているわけじゃない。控えのままキャリアを終わらせるつもりはないよ。自分はスターターだというつもりで練習する。その結果どうなるか見てみようじゃないか」

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