グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年8月17日

ベアーズ解雇のDTウェルズ獲得に乗り出す

昨年まで3年間、ベアーズの先発DT(ノーズタックル)を務めてきたマイク・ウェルズ(30歳)が15日に解雇された。昨年まで現パッカーズのマイク・フラニガンとDTコンビを組んできたウェルズだが、どちらも新加入のテッド・ワシントンとキース・トレイラーに押し出された形だ。もちろん$2.2ミリオンのサラリーも、控えに降格されるとすれば高額すぎた。しかしウェルズ本人は、「サラリーカットを申し出たのに解雇されたのは不思議だ」と不満を語る。このオフに肩の手術をしたとはいえ、先日のタイタンズ戦に出場できるまで回復している。

パッカーズのノーズタックルのポジションは、ラッセル・メリーランドが腰を悪くしていまだに練習に戻れず、ギルバート・ブラウンもヒザに爆弾を抱えて、おっかなびっくり練習に復帰したばかり。昨年はルーキーとして活躍したスティーヴ・ウォーレンも昨季終盤のケガのため、復帰は早くても11月。あまりにも層が薄く、スターター級のノーズタックルが(できれば安く)手に入るなら願ってもないこと。ベテラン最低年俸分ぐらいであれば、サラリーキャップにもすでに空きはある。

すでにペイトリオッツがウェルズに接触しているようだが、パッカーズも本気のようだ。副GMのヘイトリーは、自身も元ベアーズということもあって、ウェルズを「彼は非常にフィジカルな選手だ」と高く評価している。「我々は彼に会ったり、彼のエージェントと話をすることになるだろう。金曜日までには話がまとまってもおかしくない」とまで言い切っている。また、元同僚のフラニガンもすでにウェルズに誘いの電話をかけているらしい。

カテゴリ : Contract/Personnel