グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年8月 1日

Pジョシュ・ビドウェル完勝か

昨年大幅に向上したスペシャルチーム関係では、一番の問題児だったのがPジョシュ・ビドウェル。パンターとしては珍しいドラフト4巡指名だったが、1年目はガンで棒に振り、病み上がりの昨年はNFL29位の平均38.5ヤードと、大幅に期待を裏切った。大学時は平均46ヤードだったのに。

しかし今年はフィジカル面とテクニック面の両方をみがいた甲斐あって、ミニキャンプからずっと良いパントを蹴りつづけている。ドラフト外ルーキーのステムキーより常に5?10ヤード上回る飛距離で、「もう1人ベテランをキャンプに呼ぶべきか」という首脳陣の心配を吹き飛ばしつつある。

親友のKロングウェルは「彼は昨年とは100%別人だよ。昨年もそばで見てたけど、ガンの化学療法のためにどれだけ彼のパワーが落ちていたかわからない」と語る。その化学療法も昨季の終盤には終わり、最近の定期検査でも、転移などの問題が全くないことははっきりしている。練習でのパントは、スターターとして全く問題ないレベルまで来ている。あとは、プレシーズンゲームで練習どおりのパントを蹴れるかどうか。問題はそれだけだ。

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