グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年6月13日

待ち続ける? アントワン・エドワーズ

99年のドラフト1巡指名、アントワン・エドワーズ。将来を嘱望されながら、同期のCBマッケンジーに先を越されたまま、3年目の今年もニッケルバック、CBとSの控えの座に甘んじている。「スターターになりたい」と繰り返す彼に対し、「素晴らしい能力を持っているし、DBの全ポジションをこなせて、プレーも知り尽くしている」とコーチたちも高い評価はしている。しかしエドワーズがコーチから聞きたい唯一の言葉は「君がスターター」だけである。

昨年もチャンスがないわけではなかった。開幕早々マッケンジーがヒザを痛め、ビルズ戦でエドワーズに先発の座が回ってきた。しかし拙いパスカバーを繰り返したあげく、自分もヒザを痛めて途中退場。シーズン中盤に復帰した時にはマッケンジーも戻り、またトッド・マクブライドも良い働きで穴を埋めていた。

また昨年開幕当初、最もスターターの座が危うかったSダレン・シャーパーはビッグプレイメーカーとしての能力を花開かせ、一気にプロボウラーにまで駆け上ってしまった。

DBのスターターの座は4つしかなく、エドワーズの立場は今年も変わりそうにない。「ルーキーイヤーからずっとそうだった。今に至るまでずっと。状況は厳しいけど、待つしかないんだ」

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