グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2001年6月12日

チャリティ・ソフトボールでホームラン乱れ飛ぶ

ブレット・ファーヴ主催のチャリティ・ソフトボール大会は今年が2年目。あいにくの雨の中、アップルトンのFox Cities Stadiumに六千人近い観客を集め、オフェンスチーム対ディフェンスチームに分かれて試合が行われた。

この球場を本拠地とするWisconsin Timber Rattlers(シアトル・マリナーズ傘下の1A)の試合も予定されていたのだが、そちらは雨のためキャンセルされるほどの雷雨。売店で飛ぶように売れたのは雨ガッパ。

しかしそこはフットボール選手。午後2時半試合開始のところを11時から集まってテイルゲートパーティをしていたファンのためである。雨をものともしないどころか、試合結果まで 32-31 というフットボール並みのスコアに仕上げて全7イニングを戦い抜いた。

計25本のホームランが乱れ飛んだ乱打戦の中、ディフェンスチームで気を吐いたのは6打数6安打3HRのロングウェル(K)と2HRのPビドウェル。蹴るだけが彼らの才能ではないことを見せつけた。

飛距離NO.1はOTタウシャー。ディフェンスチームに7点リードされた最終回の裏、ソフトボールのフェンスどころか野球のフェンス(325フィート)まで超える大ホームラン。「ソフトボールをあそこまで飛ばすヤツはじめて見た」とOGウォール。その回さらにOGリヴェラ、ファーヴのホームランでついに同点。最後はOGマイク・ウォールがサヨナラホームランをかっ飛ばして試合を決めた。

ぬかるんだフィールドのため選手達のケガが心配されたが、トレーナー達が出動したのは、ファーヴ夫人のディアナさんが強いゴロをあごに当てて氷で冷やした時のみ。試合が終わる頃には太陽も雲の間から顔を出して、めでたしめでたしのお開きとなった。

なお、このイベントの収益金は「ブレット・ファーヴ・フォワード基金」を通して、ウィスコンシン州およびミシシッピ州(ファーヴの地元)の恵まれない子供や障害を持った子供達のために寄付されることになっている。

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